農業女子PJ SDGsへの
取り組み

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2018.05.09

【私、農業女子PJに入りました。 第30回】

by農業女子プロジェクト事務局

「私、農業女子PJに入りました。」の投稿も30回目を迎えました!
今回は、三重県の陰地盛希(おんじさとみ)さんをご紹介します!

陰地さんは、農業法人で農産物の都市部への販売や農業体験教室などを経験したのち、結婚を機にご夫婦で独立。幾多の困難を乗り越え、稲・人・自然にやさしい米づくりに取り組んでいます。

それでは陰地さん、よろしくおねがいします!

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はじめまして。
伊勢神宮のお膝元・三重県度会(わたらい)町で夫と2人で農家「おんじ屋」を営む、陰地盛希(さとみ)です。

新規就農し、今年で4年目になります。
田んぼ約6町分の米(ミルキークイーン)と、気持ちばかりの野菜を作り、インターネットや直売所等を通じて販売しています。

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〇夫と農業で独立するまで

夫とは独立前に働いていた農業法人で出逢いました。

入社2年目、仕事の疲労からか私は体調不良になり、半年ほど療養していたのですが、当時最も献身的にサポートしてくれたのが今の夫でした。

同じ時期、独立志望を膨らませていた彼。「誰もが安心できる、健康的でおいしい「本物の食」を届けたい。」いろいろ相談を受ける中で「たくさん支えてもらったから、今度は彼の夢を応援してあげたい」と思うようになり、結婚と独立の話が進んでいきました。

 

〇モットーは「ココロもカラダも喜ぶ食(=本物の食)づくり」!

「魚沼産コシヒカリにも競い合える米」を目指し、温暖な地域にも強い「ミルキークイーン」で勝負することにしました。

「特別栽培米」の基準に沿い、農薬・化学肥料をできるだけ削減。代わりに自然の微生物などを活用し、稲・人・自然にやさしい米づくりに尽力しています。

「持続可能な農業」を目指しているので、販売先はほぼ個人のお客さん。とても高いリピート率です。お米の味はもちろん、手書きのお手紙や手作りの食育通信から私たちの人柄を感じてもらえることが、結果に繋がっていると考えます。

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〇度会のトラクターガール✨

独立当初、私は経理と販売、WEB管理を担当していましたが、作付面積の拡大に伴い、夫の負担を減らそうと農機の操作を覚えました。今では度会町のトラクターガールとして田んぼでの耕運・代掻きから道路での運転まで積極的にこなしています^^

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〇将来の夢について

  1. 商品を自社便という顔が見える形で直接配達すること(現在は郵送)
  2. 店舗を構え、からだにやさしいお米や野菜、お惣菜やお菓子などを直売すること
  3. からだを温めるマッサージ、食生活相談などができるサロンも併設し、みんなの健康に貢献できる活動をすること

をいつか実現したいと思っています。

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〇最後に

とにかくやることがたくさんあるのですが、分からないことも多いです。こちらはとても田舎で、女性の繋がりが少ないので、活発な皆さんと繋がることで刺激を受け、これからの発展に向けた活力にしていきたいです。農業女子プロジェクトでの活動がとても楽しみです!

ぜひよろしくお願いします♪

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陰地さん、ありがとうございました!今後のご活躍を期待しています!

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