SDGsへの
取り組み

農業女子メンバーはじめ、このページをご覧の皆様には家族で農業を営まれている方々も多いのではないかと思います。本日はそんな皆様にちょっとだけお役立ち情報です♪

家族での農業経営は、家族だからこその良い点がたくさんがあります。一方で、経営と生活の境目が明確でなく、家族間の役割や労働時間、報酬などの就業条件が曖昧になりやすく、そこから様々な不満やストレスが生まれがち…。

また、経営主だけでなく、配偶者や後継者の方にとっても、農業経営を魅力的でやり甲斐のあるものにするためには、家族皆さんが主体的に経営に参画でき、意欲と能力を存分に発揮できる環境を整備することがとても重要です。

このため農林水産省では、こうした状況を踏まえ、「家族経営協定」（以下「協定」）の締結を推進しています。

この協定は、家族皆さんが意欲とやり甲斐を持って経営に参画できる魅力的な農業経営を目指し、経営方針や役割分担、働きやすい就業環境などについて、家族間の十分な話し合いに基づき、取り決めるものです。協定の締結をきっかけとして、目指すべき農業経営の姿や、家族みんなが意欲的に働くことが出来る環境整備について、家族間で十分に話し合うことで、農業経営の改善に繋げていただくことを目指しています。

協定の締結事例やデータについては、農林水産省ホームページに掲載しており、平成28年締結事例のひとつには、岡山県の農業女子メンバー、森安かんなさん夫妻の事例（下写真）も掲載していますので、ぜひ一度チェックしてみてください♪

また、協定をわかりやすく解説しているパンフレット“「家族経営協定」のすすめ”も、とてもオススメです。

↓家族経営協定について（農林水産省ホームページ）

http://www.maff.go.jp/j/keiei/kourei/danzyo/d_kazoku/index.html

↓パンフレット“「家族経営協定」のすすめ”（一般社団法人　農山漁村女性・生活活動支援協会）http://www.weli.or.jp/fma.html

家族経営協定に関する詳しいご相談は、最寄りの市町村、農業委員会、農業協同組合、農業普及指導センターへお問い合わせください。

日頃の農業経営を見直してみようかな…とお考えの際、協定の締結を検討してみて頂けたら嬉しいです！