農業女子PJ SDGsへの
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2019.11.07

「職業として農業を考えるためのセミナー」を開催しました

by関東農政局

関東農政局です。

令和元年10月17日、東京家政大学において関東農政局主催、同大のご協力により「職業としての農業を考えるためのセミナー」を開催し、92名の学生にご参加いただきました。

セミナーでは農業女子プロジェクトメンバーの須賀恵美さんから「農業の魅力と可能性について~野菜づくりのその先へ~」、同じく農業女子プロジェクトメンバーの岩立友紀子さんから「日本一からだが弱い農家~丸の内OLから大地へ~」というテーマでご講演をいただきました。また、東京家政大学内野美恵准教授から農業女子プロジェクトのはぐくみメンバーとして参加している東京家政大学の取組について紹介がありました。

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須賀さんからは、日本料理店に就職し、25歳で独立する夢があったこと、しかし、体調を崩したことにより断念し、 今は別の道に進んでいるが、その中でいろいろなことを学んでいること。農業を中心としながらも「外への発信力」に力を入れ、料理教室や食育イベント、マルシェ出店など農業生産以外の活動にも積極的に取り組んでいるとのお話がありました。また、農業を通じて多くの経験、人との繋がりができ、農業は「食の総合職」であるとの言葉が印象的でした。学生の方達へは、5年後どうしたいか、目標達成のために今、自分はどうしたらよいかなどを考えながら就職活動をして欲しい。「自分の道なので、自分で切り開いてください」との熱い言葉をいただきました。

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岩立さんからは、証券会社で働いた経験から、実態のない数字を動かすような仕事に疑問を抱き、地に足がついた生き方をしたい、災害など何かあったときに、自分で自分の食べるものが作れるような強い生き方がしたいと思い、農業を選んだこと、自分の体力の弱さなども考え、末永く農業を続けるためには農家であるパートナーと結婚することが一番だと思い、実現したことなどを楽しいエピソードを交えながらお話しいただきました。また、農業に興味のある女性からの相談を受ける中で、農業専門の婚活サイトを立ち上げ、成果をあげていることなどもご紹介いただきました。何をやるにしても最後に決断するのは自分であり、「熱い思いと強い意志」があれば何でもできる、と学生たちに熱いエールを送っていただきました。

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学生からは、「講義を聞く前は、私には縁のない話だなと思っていたが、聞いてみると興味深い話ばかりで面白かった。」、「農業のイメージが変わった」、「農業インターンシップにぜひ参加してみたい」など農業対する関心が大いに高まったようです。

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