農業女子PJ SDGsへの
取り組み

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2018.04.30

【参画企業の部屋 第5回 株式会社 Fablic「ラクマ」】

by農業女子プロジェクト事務局

『参画企業の部屋』は、PJ参画企業の担当者の方から参画した背景や農業女子メンバーと取り組んで感じたことなどをお伺いします。

今回は、(株)Fablicの中野さん、永里さんに、「農業女子PJ×ラクマ ファーマーズマーケット」の取組について伺いました。フリマアプリでの農産物販売の今後の可能性、出店中の農業女子メンバーの工夫や販売のコツ、今後の予定についてもお話しをいただいています。

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・プロジェクトの取組をご紹介ください。

農業女子メンバーの皆さんに、フリマアプリ「ラクマ」を活用し農産物の販売をしていただいています。

ラクマでは近年、農産物の取引が急激に伸びています。その反面「どのような方が生産・販売しているのかわからない食品をフリマアプリで買うのは怖い」という声が多いことも、アンケートの結果からわかりました。

そこで農業女子メンバーの皆さんと協力し、生産者の顔が見える特設サイトを作成しました。このサイトをオープンするため、何名かには直接インタビュー取材を行い、実際に畑を案内していただき、撮影もしてきました。

「農業女子PJ×ラクマ ファーマーズマーケット」https://fril.jp/pickup/farmgirl_pj

 

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・農業女子メンバーに直接お会いになってどうでしたか?

やはり、メールなどでやり取りをするのと、実際に栽培の様子を自分の目でみるのとでは、イメージのしやすさが全く違いました。

そこで作られている農産物が、新鮮で美味しいであろうことも納得。むしろ、こんなに手をかけてこだわっているのだから、美味しいに違いない!と思うレベルでした。

これは消費者のみなさまに伝えなくては!とインタビュー内容をまとめたのが「私のこだわり」です。その名の通り、農業女子のみなさんのこだわりが少しでも消費者のみなさんに届けという想いで記事にしました。

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・農業女子メンバーの農産物の売れ行きはいかがでしょうか。

実際、想定していなかった商品がよく売れ始めたり、フリマアプリを初めて使う方が、徐々に販売方法を工夫して週を追うごとに取引数を増やしていたりします。

そのなかで、説明内容や写真・商品ラインナップなどを変えて、今や食品カテゴリーの中で人気ショップになっている農業女子の方もいます。

また、自社農園の農作物だけでは消費者の方も購入しづらいと判断し、周りの農家さんと協力して作った野菜セットを販売して成功した方や、規格外の野菜が売れ筋になっている方、コミュニケーションが上手くいきファンが増えリピーターの顧客が生まれている方もいます。

みなさんの頑張りもあって、今ラクマ内では農産物の販売量が大幅に伸びていて、野菜にいたっては昨年対比で11倍以上(2018年3月時点)です。

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・ラクマで売上を伸ばすコツは?

常にニーズを探りながら改善することです。

実際、出せばすぐに売れる商品もありますが、なかなか売れない商品もあります。また価格を最安にすれば売れるとは思うのですが、農業女子メンバーの皆さんのこだわりある商品は、価格ではない勝負ポイントを持っていると思います。

ラクマのプロフィール欄を活用し、どんな人がどんな想いで販売しているのか記載すること、商品説明文にその商品の特徴をいれることなどで、強みをアピールすることが出来ます。

もちろん、写真もとても重要です。複数パターンの写真を撮って、どの画像が売れやすいかABテストを行うのも良いと思います。

また、どんな商材にどんなニーズがあるか分からないのがラクマの面白さです。こんな商材は売れないかも?と懸念する前に、とりあえずトライアルで出品してみると良いと思います。

・今後の取組予定について教えてください。

第3期のメンバーを募集中です!(※応募〆切:H30年5月6日)

野菜は既に人気になり、ラクマの年間流通量はこの1年で11倍にも伸びました。そこで、今回は加工品を募集することにしました。

今後も4期、5期、と続く企画となるように、農業女子メンバーの皆さんの活躍の場を広げられればと思います。

・農業女子メンバーへのメッセージをお願いします!

今年2月に、㈱Fablic“フリル”と楽天㈱“ラクマ”が統合し、新“ラクマ”としてサービスを刷新しました。2つのフリマアプリが1つになったことで、ユーザー数・取引数共に大幅に伸び、勢いが増しています。

ラクマでの農産物の販売はチャレンジであるという方が多数です。消費者と直接つながり、場合によっては市場の声を聞き、販路を広げるという活用方法を各自見つけていただいています。

ラクマを使う目的は、純粋な販路拡大、ユーザーとのコミュニケーションツールとして、市場ニーズを調査するマーケティングツールとして、など様々です。ネット販売に興味はあるが開始する機会が無かった方の、最初のステップとしても良いと思います。世の中で話題になっている以上に今後も伸びる市場であることは間違いないと思いますので、ぜひ活用してみてください。

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中野さん、永里さん、ありがとうございました。

フリマアプリが、農産物および加工品の大きな市場に成長するよう、今後も農業女子メンバーの出店へのフォロ-、アドバイスをよろしくお願いいたします!

 

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