2018.02.21
私の”生産物(おたから)”自慢 第23回
by農業女子プロジェクト事務局
農業女子メンバーに自慢の農産物や加工品、栽培方法のこだわりを披露してもらう、『私の”生産物(おたから)”自慢』。今回は宮城県のメンバー大石知子さんです。よろしくお願いします!
☆自己紹介をお願いします!
宮城県白石市で農業をしております、大石知子と申します。
主に、もろきゅうりときゅうりを栽培していますが、冬は葉物野菜と地元で好評の「雪下にんじん」を栽培しています。
☆自慢の生産物は何ですか?
冬の季節の自慢は、甘さが凝縮した「雪下にんじん」です。
昨年フリーマッケットアプリのメルカリで販売したところ、全国のお客さまから絶賛いただき、多くのリピート注文がありました。
☆生産へのこだわりを教えてください
近くに世界的な飲料水メーカーさんの工場があるほど水の澄んだ土地ですので、この水質の良さも美味しさにつながっていると思います。
そして、甘さを蓄えるための最高の“肥料”は、蔵王おろしの雪です。この雪の下で耐え忍んだ人参は、収穫する際に思わず敬意をはらいたくなります。
☆「雪下にんじん」のおすすめの食べ方は?
野菜スティックや、サラダにして食べることはもちろん、フレッシュジュースもお勧めです!!
この時期は、リンゴと一緒にジュースにすると風邪や胃腸炎などの予防にも効果的と思います。
☆他に力を入れていることはありますか?
食育活動に興味があります。自分が高校生の時に食育で関わった子ども達はもう社会人になっています。
ただ植えている野菜を見せるだけではなく、小豆をさやから出して見せるなど工夫して、子ども達が興味をもってもらえることを考えるのが楽しいです。
☆将来の夢を教えてください!
「女性農業次世代リーダー育成塾」に参加したことをきっかけに、日々の仕事の中で諦めていた夢を、もう一度チャレンジしてみようと思えるようになりました。
宮城県農業高校在学時に体験したフィリピンの孤児院でのボランティア活動を通じ、女性が子育てを諦めずに出来ることは何だろうと考えていました。
その後、東日本大震災の震災ボランティアや、自らの出産・育児を経て、女性の強さを実感し、「女性の雇用を創ること」を目指そうと考えるようになりました。そして私の2人の娘が農業に携わりたいと思えるようにしたいと考えています。これが私の夢です。
この夢を実現させるためにも、「農家」→「農業」になるよう、育成塾で学んだ5Sなどをしっかり取り組んでいきたいと思います。
☆この他にもアピールしたいことありましたら是非!
昨年の冬に、農業女子プロジェクトに参加しました。「女子」という言葉に少し遠慮していたのですが、参加してすぐに東北農政局からいただいた情報をきっかけに「女性農業次世代女性リーダー育成塾」に参加することができました。父が病気をしたこともあり、「このままではいけない、考え直すのは今だ!」と思ったからです。育成塾に参加したことで、全国の女性農業者とともに考え、解決策を考えるという得難い経験ができました。
このコラムを読んでくださった皆さんの中にも「今より変わる」ことを求めている方は是非、農業女子プロジェクトに参加されてはいかがでしょうか( ´ー`) なにかいいことあるかもしれません。
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大石さん、ありがとうございました。これからもぜひ、夢の実現のため農業女子プロジェクトを活用ください!また、これをみて入りたい!と思った方、ぜひ一歩、踏み出してみませんか。お待ちしています!!
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