農業女子PJ SDGsへの
取り組み

MENU

2018.08.02

農業女子PJメンバーが農業の魅力をPR!夢の実現のために大事なこととは…?

by東北農政局

 

平成30年7月19日(木)、宮城大学食産業学群において、農業女子プロジェクトメンバーが出前講義を行いました。

h300719-%e5%ae%ae%e5%9f%8e%e5%a4%a7-017

この取組は、現場で活躍する農業者から直接、学生に対して、農業の魅力などを講義していただき、農業への関心を高め、「農業」を職業選択の一つとして考えてもらい、就農につなげることを目的に行っているものです。

今回は、福島県メンバーの佐藤ゆきえさんを講師にお迎えし、「JGAP認証農場取組で想像=創造の農業を」と題して、就農経緯や農業の魅力、GAPへの取組等についてお話いただきました。

h300719-%e5%ae%ae%e5%9f%8e%e5%a4%a7-018

佐藤さんが経営する(有)まるせい果樹園は、~また行きたい、会いたいと思える場所、人になること~ をコンセプトに、果樹の生産、直売所や観光農園、カフェを経営されています。果樹農家のプロとして、スタッフ全員が美味しい果物を作るための努力を惜しまず、生産技術等を日々学んでおられるそうです。

 

未曾有の東日本大震災により被災し経営が悪化しましたが、その当時から「やる気」と「根性」だけは持ち続け、原発事故からの風評被害払しょくのため、当時の農場の現状分析を行い、JGAP認証を取得するなどし、信頼と売上を回復させてきました。

 

h300719-%e5%ae%ae%e5%9f%8e%e5%a4%a7-019

佐藤さんからは、夢の実現のためには、周囲のスタッフや協力してくれる仲間の気持ちを大切にすること、GAPの取組が農業で夢をかなえる近道であったことなどをお話いただいたほか、参加した学生の皆さんに対して、自分の描いた夢に向かって、最後まであきらめずに頑張り続けることが大切なので、前向きに挑戦し続けてほしいとエールを送っていただきました。

 

講義終了後には、出席した学生から「震災を乗り越えて頑張っていらっしゃる佐藤さんの元気の源は何ですか」、「森のガーデンで提供されている“ももカフェ”ができるまでの経緯、商品開発について教えて下さい」等の質問が相次ぎ、佐藤さんには、学生の質問に丁寧に答えていただきました。

 

また、佐藤さんは出席した学生の出身地や、宮城大学に入ろうと思ったきっかけについて質問するなど、講師と学生の間に一体感がうまれ、とても有意義な講義となりました。

 

佐藤さん、お忙しい中、本当にありがとうございました。

h300719-%e5%ae%ae%e5%9f%8e%e5%a4%a7-030

(佐藤さんのイメージカラー:ピンク色の愛車とともに記念撮影。東北農政局のインターンシップ実習生も聴講しました。)

関連する記事

最新の記事

おすすめ記事RECOMMEND

アーカイブARCHIVE