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2025.03.25

「令和6年度東海地域農業女子セミナー」を開催しました!

by東海農政局

東海農政局は、農業経営の改善や地域活動の促進、女性農業者同士のネットワークづくりのため、令和7年2月13日(木)に「令和6年度東海地域農業女子セミナー」を開催し、講演会と交流会を行いました。

当日は、東海地域の農業女子プロジェクトメンバーをはじめとする女性農業者、地方自治体担当者の32名(会場参加:21名、オンライン参加:11名)が参加されました。

 

講演会では、地域で活躍する女性農業者の農業経営や地域活動について、農業女子PJメンバーの中垣野歩さん(なかがき農園、岐阜県恵那市)と井上早織さん(株式会社アグリー、三重県名張市)からご講演いただきました。

中垣さんは、新規就農した夫を支えているうちに農業の魅力を感じて、自らも2018年に就農。大玉トマト、ミニトマト、イチゴを生産されています。

「農業で仲間と幸せになる」ことをミッションとして、SNSによる情報発信、配達・マルシェでの直接販売、地域の子ども達や仲間との活動などに取り組まれています。やりたいことや想いを恥ずかしがらずに周りに話し、ワクワクすることに常に挑戦し伝え続けたことが、仲間やお客様との色々な縁につながったと話されていました。

 

井上さんは、2011年に夫婦で名張市に移住して就農。水耕栽培で小松菜、水菜、リーフレタスなどを生産されています。

就農後の会社の低迷期から、女性の感性や自身の経験を最大限に活かして、食育やブランディング、SNS拡散などに取り組み、農業経営を発展されました。また、「運と縁とタイミング」を大切にされ、農福連携事業の取組やM&Aによる会社の継承を行われており、今後も色々な方とのご縁を大切にしながら農業のすばらしさを多くの人に知っていただき、農業の発展に貢献していきたいと話されていました。

 

また、東海農政局からは、令和6年度の東海地域の農業女子PJメンバーによるチーム“はぐくみ”活動や地域グループ活動、農業女子PJ公式HPでの情報発信、農業女子PJメンバーの登録拡大(東海で97名、愛知県の登録者数が全国第1位)等について報告しました。

交流会として、講師のお二人も交えた茶話会を実施し、楽しい雰囲気の中で、日頃のこと、農業経営のことなどについて情報交換を行いました。

 

参加者からは、「販路開拓や規模拡大を決めるにあたり今回のセミナーは学びになりました。」、「それぞれの悩みがその場で繋がることで解決できました。」などの感想をいただきました。

東海農政局では、今後も農業女子PJ等と連携し、女性農業者やグループの活動に関する情報発信や活動支援に取り組んでいきます。

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