2018.04.25
ビジネスマッチング成立!(栃木の農業女子×埼玉の和菓子店)

by城北信用金庫

農業女子PJ参画企業の城北信用金庫(本店:東京・荒川区)より、「ビジネスマッチング(※)」の成立事例について紹介いたします!
※ビジネスマッチングとは…
本企画は、全国の農業女子PJメンバーと、当金庫のお取引先である小売店や優れた技術力をもつ中小企業等を結ぶことによって、農業女子の皆さんの販路開拓支援や課題を解決するサービスです。
今回紹介するのは、青木清子さん(栃木・あおき苺農園)と、埼玉県戸田市にある、「菓創季乃杜(かそうときのもり)」(有限会社 竹野戸田の渡し)とのマッチングです!
「菓創 季乃杜」は創業40年を越える和菓子店です。
店頭には、看板商品である「戸田の渡し」や「河童の金さん」などの銘菓をはじめ、さくら餅やおはぎといった季節商品が数多く並べられています。一部商品については、ECサイトでの販売も行っています。
この和菓子店の商品に、青木さんの苺(品種:スカイベリー)を使用したいちご大福が登場しました。
今回、いちご大福に使用されたスカイベリーは、栃木県で誕生し、2014年に品種登録された今注目されている苺の一つです。この品種の特徴は、なんといっても円すい型の粒とその大きさ!同じく栃木県の人気ブランド “とちおとめ”に比べ果実は大きく、甘みと酸味のバランスが良いといわれています。
「スカイベリーは、いちご大福に使用するあんこと、抜群に相性が良いと思いました。季乃杜さんと相談をしながら、いちご大福の大きさに合わせ、スカイベリーとしては小さいサイズをお送りしています。そのサイズをお使いいただくことにより、今まで出荷出来なかった販路がうまれ、新たな可能性を発見することにつながりました。」
「全く同じ大きさや形状の苺を生産することは難しいため、その中で色々な商品に変化をして、たくさんの方々に喜んでいただけたら私も生産者としてとても嬉しいです。これからも味や品質にもこだわりながら、安心して食べられる苺を、一緒に働く仲間達と協力しあって楽しく生産していきたいと思います」(青木さん)
普段スーパー等におかれている苺は、店頭に並ぶまで多くの人の手を経るため、何粒かは傷んでいるものが見かけられます。しかし、青木さんからの苺は産地直送であるため、どれも新鮮で廃棄ロスがないそうです。その鮮度の良さに、「季乃杜」の引地智宏さんも驚きの表情。
新商品の企画に欠かせない食材選び。マッチングにより選択の幅を広げることができました。
青木さんと「季乃杜」。それぞれの可能性を広げることにつながった今回のマッチング。
今後も城北信用金庫では、農業女子、当金庫お取引先の可能性を広げるお手伝いをしてまいります。
※本記事のいちご大福は、店頭のみでの取り扱いです。
当金庫の農業女子PJポータルサイト「Naturliga(ナチュリガ)」にもマッチング事例を紹介していますので、ご覧ください。
【URL】http://www.naturliga.jp/matching/index.html