2017.09.11
ミライの農業女子が大集合★チーム"はぐくみ"、活動中!
by農業女子プロジェクト事務局
【ミライの農業女子が大集合★チーム"はぐくみ"、活動中!】
未来の農業女子を育成する、チーム”はぐくみ”に参加する東京農業大学には、世田谷、厚木、北海道オホーツクの3カ所にキャンパスがあります。それぞれのキャンパスの女子学生15名ほどが参加し、3キャンパス合同のインターンシップが8月下旬~9月上旬に行われました!農業女子メンバーと参画企業等の全面協力の下、8月22日~関東近郊、9月4日~北海道を舞台に学生たちが取り組んだインターンシップの様子をレポートします。
◎8月22日@マルイシファーム:石渡礼奈さん(神奈川県)
前半の第1弾は、石渡礼奈さんのマルイシファームにお邪魔しました。
まず収穫中のなすやピーマンを栽培している圃場を見学。続いて石渡さんより、農業女子プロジェクトでの活動や、就農後の体験談、農業経営に女性の視点をいかに活かしているかなど、貴重なお話を伺いました。学生からは「若い女性が農業をしていることを知り農業に対するイメージが変わった!農業ってかっこいい♡」などの感想が聞かれました。
◎8月23日@(有)ぶどうばたけ:三森かおりさん(山梨県)
翌日は、観光農園としてもシーズンを迎えている(有)ぶどうばたけの三森さんの元へ伺いしました!
三森さんからは、直売所をオープンさせるまでの苦労や観光農園としての発展、加工品への挑戦など、どのように経営を発展させてきたか、ご自身の熱い想いとともにお話していただきました。
ぶどう狩りも行っているほ場や、レーズンやピューレ等を作っている加工場、昔ながらの製法でワイン醸造を行う蔵も見学させていただき、充実した施設に学生たちも見入っていました。
とにかく前向きで行動力ある三森さんのお話に、学生たちは多くの刺激を受けた様子。多様な農業女子メンバーの姿も感じてもらえたかと思います。
◎8月25日@茨城県阿見町(井関農機(株))
阿見町、東京農大、井関農機(株)が連携し、農業女子プロジェクトで初の産学官連携の取組みが実現しました!阿見町での実習には地元の高校生も参加し、そばの播種や、近隣の農家さんでの農作業に取り組みました。
ほ場の耕うん作業では、農業女子プロジェクトで開発した小型トラクタ「しろプチ」とミニ耕うん機「ちょこプチ」も登場。学生からは「初めてトラクタに乗っての作業はドキドキした」「耕うんはまっすぐ進むのが少し難しかったが、ちょこプチでの作業は楽しかった」等の感想がありました^^
◎9月5日~6日@えづらファーム:江面陽子さん、(株)mosir 小林牧場:小林晴香さん
後半の舞台は北海道。9月4日にオホーツクキャンパスで加工体験などを行ったのち、2班に分かれファームステイをしながらの実習に取り組みました。
遠軽町のえづらファームでは、じゃがいもの収穫作業を2日にわたり行いました。また、えづらファームの農場ツアーでほ場を紹介していただき、もぎたてのスイートコーンの試食もしました!なかなか生で食べる機会のないスイートコーンの甘さに学生たちは感動していました。
夕食後は、新規就農までの経緯や現在の活動について、江面さんが学生達に語ってくれました。
別海町の小林牧場には、酪農を体験したことのない6名が集合。酪農のきついイメージが先行し、訪問したときは不安そうな表情を浮かべていた学生たちでしたが・・・
小林さんの指導の下、実際に牛に触れ搾乳作業などを体験した学生たち。生き物を相手にする酪農のかっこよさを目の当たりにし、酪農に対する新たな気持ちが芽生えたようで、最後は満面の笑顔で体験を終えました!
一連のインターンシップを通じ、日頃の大学での講義や生活だけでは得がたい体験ができたのではないかと思います。今回ご協力いただいた農業女子メンバーの皆さん、井関農機さん、モニター協力していただいた東和コーポレーションさん、阿見町をはじめ関係者の皆様に感謝申し上げます。
この取組みを通じ、未来の農業女子が増えていくことを切に願います!!
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