農業女子PJ SDGsへの
取り組み

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2020.12.07

【農業女子メンバーのSDGs 第15回 SDGsを身近なものに。「その3 働きやすい環境をつくり、地域の主要産業になることを目指す」】

by農業女子プロジェクト事務局

国連で掲げられたSDGs(エスディージーズ)。
SDGsは、Sustainable Development Goals のことで、日本語では、「持続可能な開発目標」と訳されています。
農業女子PJは、本コンテンツにて農業女子PJメンバーが取り組むSDGsを発信しています。
皆様に農業女子の取組やSDGsページをご覧いただくことで、
SDGsを少しでも身近に感じ、自分事として考えるきっかけになればと思います。

今回は、北海道の(株)mosirの 小林晴香さんのSDGsの取組を紹介します!
小林さんの活動は、農業女子PJが掲げた『農業者のわたしたちにできる5つのこと』の「その3 働きやすい環境をつくり、地域の主要産業になることを目指す」に繋がっています。

Q1. 小林さんのSDGsテーマを教えてください。
「牛にも人にもストレスフリー」な酪農経営を目指しています。
8「働きがいも経済成長も」、9「産業と技術革新の基盤をつくろう」を取り入れた取り組みをしています。

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Q2. テーマの目的・課題を教えてください。
酪農は牛という生きものと働く仕事で、なかなか休みがとりにくく、また働き手のモチベーションも維持しにくいです。さらに、まだまだ男性が主体の酪農業界で、女性である私が一年でも二年でも長く経営していくためにはスマート農業の活用で体力的な負担を軽減し、最終的には牛にも人にもストレスフリーな環境づくりが精神的な負担の軽減に重要だと考えました。

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Q3. Q1のテーマについて、実際にどのようなことを行いましたか?
搾乳ロボットや給餌機の自動化やデータの活用で、女性でも働きやすいような力仕事の軽減や、作業導線の見直しをしました。

Q4. 目的の達成に向けて、苦労したことを教えてください。
機械化の当初は、牛も人もなかなか設備に慣れることができず、半年ほどは思った以上に牛にも負担をかけすぎてしまったかと感じています。

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Q5. 達成度合はいかがでしょうか?新たな課題を見つけられていたら教えてください。
牛のストレス度合いを数字で表すのは難しいですが、牛の疾病・事故は減りました。
視察に来られた方からも「牛がおとなしい」「牛がのんびり気持ちよさそうに見える」と声をかけてもらえることも多く、一番やりがいを感じる瞬間です。また自身も家族も、体力的、精神的に余裕が出てきたと思います。
ただ、余裕は出てきたといえども両親も高齢になりますので、今後は女性従業員の積極的な雇用、働きやすい環境づくりなども考えていきたいです。

Q6. 持続可能な社会の実現のために、もっと調整してみたいことがあれば教えてください。
現在日本の酪農は家族経営が多いですが、その中でも特に男性後継者が当たり前の酪農業界です。
今後はスマート農業を活用しながら女性の後継者も当たり前になり、新しく酪農業界に飛び込む女性にももっと興味を持ってもらえるような業界になればと思います。
そのためにも、女性酪農家のコミュニティづくりにも積極的に取り組んでいきたいです。

Q7. 最後に一言お願いします!
牛にも人にもストレスフリーな環境づくりで「80歳まで現役!!」を目指しています。
女性がいくつになっても輝ける明るく楽しい酪農業界になることを願っています!!

小林さん、ご紹介ありがとうございました!
牛にも人にも負担が少なくなるよう、新しい技術を取り入れながら環境整備を進められているとのこと、
まさにサステナブルな取組だと思います。
これからの取組についても事務局一同応援しております。

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