農業女子PJ SDGsへの
取り組み

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2020.06.19

【農業女子メンバーのSDGs 第10回 SDGsを身近なものに。「その2 農業体験から”食”と”農業”の大切さを教える」】

by農業女子プロジェクト事務局

国連で掲げられたSDGs(エスディージーズ)。
SDGsは、Sustainable Development Goals のことで、日本語では、「持続可能な開発目標」と訳されています。
農業女子PJは、本コンテンツにて農業女子PJメンバーが取り組むSDGsを発信しています。
農業女子PJメンバーやステークホルダーの皆様に農業女子の取組やSDGsページをご覧いただくことで、
SDGsを少しでも身近に感じ、自分事として考えるきっかけになればと思います。

今回は、愛知県の「株式会社 松山農産」の後藤弥生さんのSDGsの取組を紹介します!
後藤さんの活動は、農業女子PJが掲げた『農業者のわたしたちにできる5つのこと』の「その2 農業体験から”食”と”農業”の大切さを教える」に繋がっています。

Q1, 後藤さんのSDGsテーマを教えてください。

「4 質の高い教育をみんなに」です。

*農業女子PJのすべての活動は、5「ジェンダー平等を実現しよう」に繋がっています。

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Q2, テーマの目的・課題を教えてください。

食農教育を通じて、食のありがたさを伝えるとともに、農村文化の継承につなげていきたいと思っています。

Q3, Q1のテーマについて実際にどのようなことを行いましたか?また、どのような人と連携しましたか?

地域の小学校で米作り体験やその一環でしめ縄を作る「お米学習」を、また、子ども食堂でご飯の炊き方を伝える「お米教室」を行いました。

小学校の「お米学習」では、子どもたちがお米の苗を植え、刈り取り、その藁でしめ縄を作りました。「お米教室」では、子どもたちだけで炊飯器でご飯を美味しく炊く体験をしました。行ったのが子ども食堂ということで、子どもがご飯を炊くことで、食卓に食への会話が生まれ、食への興味を引き出すきっかけになればと考え開催しました。

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Q4, SDGsの目的の達成に向けて、苦労したことを教えてください。

食のありがたさや農村文化の大切さについて、言葉で伝えるのには難しさがありました。

Q5, 達成度合いはいかがでしょうか?新たな課題を見つけられていたら教えてください。

小学校の「お米学習」については、まだまだ内容に改良の余地があるので50%かなと思います。

授業の時間内では伝えきれないことも多いので、積極的に子どもたちが学習したいと意欲的になるような手法を考えていきたいと考えます。

「お米教室」の達成度は30%です。私が伝えたいことと、子どもたちが知りたいことのギャップがあると考えます。また、PR力の強化も課題であると考えます。

Q6, 持続可能な社会の実現のために、もっと挑戦してみたいことがあれば教えてください。

子どもたちが野菜を見てその成長過程をイメージできることが必要だと思っています。農産物の成長過程はとても力強く美しいです。その生きる力を感じてもらう為に、子供たちが農業を体験できる企画を考えています。

Q7, 最後に一言お願いします!

SDGsをムーブメントで終わらせない。

気負わず、比較せず、自分らしく、やれることだけ、やれるまでSDGs!

後藤さん、ご紹介ありがとうございました!

後藤さんの取組は、2020年2月24日付けの日本農業新聞のくらし面「の・えるPLUS+」で紹介されました。

SDGs達成へ向けた、「お米学習」「お米教室」等の今後の活動も、事務局一同応援しております。

SDGsに取り組まれている皆さん、どんどん対外的に発信し、世の中の関心を高めていきましょう!

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