農業女子PJ SDGsへの
取り組み

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2020.03.20

【農業女子メンバーのSDGs 第7回 SDGsを身近なものに。「その4 農村の魅力を発信し、地域の農業を維持する」】

by農業女子プロジェクト事務局

国連で掲げられたSDGs(エスディージーズ)。
SDGsは、Sustainable Development Goals のことで、日本語では、「持続可能な開発目標」と訳されています。
農業女子PJは、本コンテンツにて農業女子PJメンバーが取り組むSDGsを発信しています。
農業女子PJメンバーやステークホルダーの皆様に農業女子の取組やSDGsページをご覧いただくことで、
SDGsを少しでも身近に感じ、我がこととして考えるきっかけになればと思います。

今回は、千葉県の(株)アグリスリーの實川さんのSDGsの取組を紹介します!
實川さんの活動は、農業女子PJが掲げた『農業者のわたしたちにできる5つのこと』の「その4 農村の魅力を発信し、地域の農業を維持する」に繋がっています。

Q1,實川さんのSDGsテーマを教えてください。

『農業女子目線で!!!!!!農業を軸にまちづくり』です。
SDGsゴールの11番「住み続けられるまちづくりを」がメインゴールで、
サブゴールは、12番「つくる責任 つかう責任」、4番「質の高い教育をみんなに」、17番「パートナーシップで目標を達成しよう」に繋がっています。
*農業女子PJのすべての活動は、5番「ジェンダー平等を実現しよう」に繋がっています。

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Q2,テーマの目的・課題を教えてください。

住民、まち職員の信頼関係を深め、楽しみながら住み、仕事もスムーズに進む環境を作ることです。
そのために、地域の皆さん(住民・行政)と連携して次のことを行っています。
・横芝光町の基幹産業である農業を軸にして『農業×○○』でまちの魅力発信
・同時に農業や食、まちの歴史について学ぶ機会をつくる

農業を通じて女性や子供はもちろん、住む人みんなに自分の街を好きになってもらいたいです。
それが住みやすい街づくりにつながると思っています。

Q3,Q1のテーマについて実際にどのようなことを行いましたか?

*町が事務局を務める農業女性部会を立ち上げイベント出展
*町特産品の廃棄野菜使用の加工品作り販売
*小学校での食育授業
*まち・ひと・しごと創生委員と食育推進委員を活かし地産地消の促進や農業の現場の声を届ける。
*町生涯学習講座で梨狩り体験
*私が社外で活動できる仕組み作り
*最近では商工会やまちづくり協会と連携して活動、宿泊ツアーや農園ヨガ

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Q4,目的の達成に向けて、苦労したことを教えてください。

同じ思いを持った方が私の周りには多くいたので、既に実行していましたし、やりたいと思ったときには仲間がたくさんいました。
ただ、その活動をするためには従業員の理解が必要です。
会社内の雰囲気作りや働きやすい環境を整えることです。
これは現在進行形です♡

Q5,達成度合いはいかがでしょうか?新たな課題を見つけられていたら教えてください。

まだまだやりたいことがあるので達成度合いは。。。半分くらいかな。

課題は、会社内の働き方改革と自分自身の心の余裕を持つこと。

Q6,持続可能な社会の実現のために、もっと挑戦してみたいことがあれば教えてください。

私個人や女性部会の活動の輪を広げたいです。
農業×福祉や写真・スポーツなどいろんな地域の人を巻き込んで活動したいと思います。

あとは会社内でも環境が整ったら従業員と挑戦したいです。
ちばGAP取得してから意識も変わり環境問題も視野に入れたいと思っています。

Q7,最後に一言お願いします!

あくまでも私の感覚ですが、SDGsはやろうと思っても難しいし、どこからやればいいのかわからなくなってしまうので、まずは、考えを落とし込んでみると整理されると思います。

一人でやるよりみんなで♡

***********

實川さん、ご紹介ありがとうございました!
實川さんの取組は、2020年1月27日付けの日本農業新聞のくらし面「の・えるPLUS+」で紹介されました。
これからの活動も事務局一同応援しております。

SDGsは、世の中のあらゆる物事に結びついています。
そして、17個のゴールは互いに繋がっています。
つい遠い世界のことに感じてしまいがちですが、まずは、身近な課題などにゴールを結びつけて、"落とし込む"ことから始めてみましょう!

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