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2019.02.26

SIMA PARIS2019現地レポート

by吉川 文

三重県の吉川です。

成田空港から約13時間 飛行機乗って無事にフランスのシャルルドゴールド空港に到着しました。空港内にはSIMA展のパネルや写真が沢山 置いてありました。

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入口では日本の農機展示会と同じように受付があるのですが、こちらは事前に印刷ないし郵送されたバーコードを読み取り機で読み取りを行い管理していました。

会場の中庭には、古い型の農機も展示してあり、懐かしさか写真を撮る来場者が沢山いました。

場内は中庭を中心に放射状にテーマに合わせて7つの会場になっています。

大型の農機の展示、ドローンなどを利用した解析ソフトの展示、地球、土壌に優しい農業を行うための技術展示、こだわりの堆肥や植物を活性させる資材、酪農大国らしく畜産動物の檻や小屋、体調管理を遠隔で行う技術の展示などなど書き尽くせないほどです。

展示は屋内で行われています。

来場者はお気に入りのメーカーのバッグを20€約2000円ちょっとで購入し、貰ったカタログやトラクターなどのポスターを入れて歩いています。

このバッグにメーカーの気合を感じました。カッコいいトラクターの写真やロゴマークを印象的に配置してあり使うのがもったいないくらいです。

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来場者の割合は、やはり男性が多いのですが、日本の農機具展示会よりも女性が多かったです。ご夫婦で来ていたり、子供達も沢山いました。若い方も多く、皆さん 生き生きと展示を見て、購入の商談をしていました。

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私は、三重県で約2.4haの畑で露地野菜を栽培しています。

普段 見ることのないとても大きな機械に驚きました。

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そして、大きいだけでなくセンサーが沢山付いており、運転席の手元で細かく丁寧な作業が出来るようになっていたことに更に驚きました。

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馴染みのあるメーカーのブースを見つけると嬉しくなりますが、サイズが大きい!

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土つくりというところで、サブソイラ、スタブルカルチ、プラウなども展示されていましたが、どれも普段 近所の圃場で目にするものの数倍の爪の数でした。

あまりに長いので真ん中にタイヤがあり、たわまないようになっているものもあり、大きさに何度も驚きました。

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滑り台のようなサイズのジャガイモの機械。北海道の高木智美さんにザックリとした価格を教えてもらいひっくり返りそうになりました。

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コンパクトなトラクターを見ると、ホッとしました。それでも40馬力ほど。キャビン付きでも背が低いトラクターでした。

スタートアップビレッジは、ドローンやドローンに似た発泡スチロールで出来た機体の空中から撮影のできる機械の展示、解析ソフトの展示がありました。

発泡スチロールで出来た機械は重さが約1.5キロととても軽くカメラを載せて飛ばすそうです。圃場の様子の解析だけなら安価なこちらで充分ですよ!と、営業されました。

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BIO大国らしく、こだわりのある堆肥や肥料の展示ブースもありました。

会場の来場者の方たちが、本当に生き生きとしていて、皆さんとてもお洒落で、サラリとお気に入りのメーカーのTシャツなどを着こなしていて、とてもスマートな印象を受けました。

そして、皆さん 経営者としての意識がとても高いと思いました。農業者であり経営者であるということを強く感じました。ただ、交渉の場に女性がいることを見かけることがほとんどなかったので、もしかすると日本と同じ課題があるのかしら?なんてことも思いました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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