農業女子PJ

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2017.05.04

「私、農業女子PJに入りました。」第3回

by農業女子プロジェクト事務局

第3回は、北海道千歳市の本田莉奈さんのご紹介です♪

とても勉強熱心な本田さん。就農2年目ながら、農業にかける想いは人一倍です!それでは本田さん、よろしくお願いします!

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北海道の農業女子メンバー、本田莉奈です。私は農家の息子である夫との結婚を機に就農しました。

私たちの農園“Toko Toko kitchen project”は、嫁いだ先の本田農園(26ha)の中にあり、約0.3haの露地とハウスで、スイスチャード、人参、ほうれん草、スナップえんどう、ズッキーニ、カリフラワーなどを栽培しています。

 

結婚前はNPO法人で市の施設を管理するなど、農業とはほぼ無縁の生活をしていました。独身時代は近隣の直売所に行くのが週末の楽しみで、新鮮な野菜や、新しい野菜への驚き、○○さんの野菜はなぜ美味しいのだろう?と疑問をいだいたりして、とても楽しかったことを覚えています。

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今度は自分が野菜を作る立場になったので、たまたま農家の夫と結婚したから農業をやるのではなく、共に経営を考えていきたいと思っています。これまでの仕事の経験から、学びの重要性、畑の中だけで物事を考えるのではなく、地域、JA、普及員、地域の方などとコミュニケーションを図りつつ、日本全体の農業の動きにも目を向けなければ、と感じています。

 

“Toko Toko kitchen project”とは、自分の野菜ブランドで、野菜で誰かの生活をサポートしたい、楽しんでもらいたい、作る側として多くのことを発信したいという思いで立ち上げました。

“Toko Toko”には、自分から学びに行くためにあちこちいってみよう、とことこ歩いて行くような速さかもしれないけれど、何でも一足飛びにはいかないという戒めと励ましの思いを込めています。

 

これを立ち上げたことで、夫が野菜の作り方、経営、地域のことなど様々なことを教えてくれたり、夫婦で様々なことについて話合いをしています。今思うと、夫婦で経営を考える第一歩になったと思います。

栽培においては、今までの経験を活かしつつ、常に現状で良いのかを意識しながら作業をしています。時にはJA、普及員、先輩農業者の方にアドバイスをいただくことで日々の作業を見つめ直しており、ありがたい気持ちでいっぱいです。

 

また、夫婦間では、

夫⇒経営者。労務、経理、現場確認、作業など

私⇒農園の労務と経理の補佐、本田農園とToko TokoのPR、作業、講習会などに参加

というように、役割分担を明確にしています。

今年の始めには、一年を振り返る意味も込めてブレインストーミング法を利用し、夫婦で農園会議を行いました。夫だけが知っていたこと、また、お互いの認識の違いが分かり、実際の作業や、経理、労務など多数のことを掘り下げて考えることで、農園のこれからの方向性をイメージすることができました。

互いに「え!?そう思ってたの?」ということもあり、沢山の発見がありました。じっくり話してみないとわからないことってあるものですね。

 

私は何でも形から入る性格のようで、夫との結婚が決まると同時に、農業についての勉強も開始しました。その頃は、専門書を読んでもあまり理解できず、図書館にあった「ブロッコリーの作り方」という児童書からのスタートでした。

いったい自分はどこに行こうとしているのか途方にくれた際、ふと、他の女性農業者はどのように農業に取り組んでいるのか気になり、インターネットで検索して辿り着いたのが「農業女子PJ」でした。

女性としての一面を大切にするとともに、一人の人間として農業と向き合う姿勢を目の当たりにして、自分も同じようになりたい!と思い、参加を決めました。

 

今年で就農2年目。知りたいこと、知らなくてはいけないことが沢山あります。今、本当に願うことは、道央エリアで、女性が農業を学ぶ機会を作ることです。

道央エリアに関わらず、女性が参加できる講習会は複数あるものの、内容は魅力的なのに立場的に参加できないことがあります。経営状態を知らずにただやみくもに行動しても、経営者との信頼を構築できなかったり、不安に感じたりする危険性があると思います。

子育てをしながらでも、近隣で女性を対象とした勉強会があれば参加しやすいし、普段の農作業の相談も出来る。そんないつでも相談し合える存在が身近にできたら、更に良いのかなと考えています。

これから長く続くであろう農業者としての人生の中で、一方的な流れではなく、一緒に調べる、考えていく。そんな仲間と出会えたらと思っております!

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本田さん、ありがとうございました。農業女子PJでも、地域での勉強会など、今年度も開催予定ですので、ぜひ引き続き参加くださいね!

“Toko Toko kitchen project”のページはこちら:https://www.facebook.com/TokoTokokitchen/

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