農業女子PJ SDGsへの
取り組み

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2018.02.06

【チームはぐくみ 蒲田女子高校で特別授業スタート!】

by農業女子プロジェクト事務局

蒲田女子高等学校(東京都大田区)は普通科の女子高校ながら、キャリア教育の一環として2014年から「農業プロジェクト」と銘打ち、お米の生産、加工、販売の体験に取り組んでいます。2017年度にはこれらの取組をカリキュラム化しました。

このたび1、2年生対象の「農業女子プロジェクトコラボ授業」が開催されることになりました。今回は第1~2回の様子をお届けします。(授業は全4回)

■第1回 高大連携授業(東京農業大学との連携)

「コラボ授業」の皮切りは、1月29日(月)1年生を対象とした東京農業大学と連携した授業です。

冒頭、佐々木先生から「仕事というのは、様々な他の仕事と関わりながら成り立っていること、「農業」を取り上げたのは身近な食べ物を作り出す仕事であるからという説明がありました。続いて、農業女子プロジェクト事務局の浦野係長が「日本の農業の現状と女性農業者の活躍」について、クイズも交え解説しました。

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そして、東京農業大学国際食料情報学部の望月先生&余越さん(3年生)が登場!過疎化が進む長野県長和町を舞台に、「山村再生プロジェクト」として学生達が主体的に地域活性化に向けた活動を行っており、地場農産物を活用したトマトソースを開発した話には、生徒達は興味津々の様子。年齢の近い大学生の活動に共感したようです。

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今回授業を聞いた1年生は、春から米の生産~加工・販売など6次産業化を学び、その成果を来年1月に東京農業大学で発表する予定です。ガンバレ!蒲田女子高生!!

■第2回 こんにゃく作り実習!

2月2日(金)東京の空にも雪が舞っています。群馬県の農業女子メンバー遠藤春奈さんの指導のもと、2年生12名がこんにゃく作り=農産物の加工に挑戦しました。ほぼ全員がこんにゃく芋と初対面(東京のお店の店頭にこんにゃく芋が並んでいることは、まず、ないですね!)、そのこんにゃく芋を洗うところから実習スタートです。女子高校生らしく、ワイワイキャーキャー実習は進みます。

(ここからは実習の様子を写真レポートいたします)

  • お芋を洗います。「脳みそみたーい!」

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  • 切ってミキサーにかけるとほんのりピンク桃のスムージーのようです。

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  • 火にかけて練りまーす。「腕がつりそう!」

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  • 炭酸ナトリウムをいれると一気にこんにゃくっぽくなりました。

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  • 30分ほど寝かせたら水を入れ、お鍋の中で切ってそのまま茹でます。

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  • 出来上がり!いただきまーす!ぷるん、ぷるん!味噌田楽も美味しい!

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実習の合間に、遠藤さんより、こんにゃくの意外な食べ方の提案(コーヒーこんにゃく&コンデンスミルク、黒蜜きなここんにゃく)や、こんにゃくのヘルシーさをアピールしたニューヨークへの輸出取組み、こんにゃくに含まれる美容成分(セラミド)についてなど、“こんにゃく芋”に秘められた様々な可能性についてレクチャーいただきました。

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今回のこんにゃく実習&講座を通じ、2年生の皆さんの中で農産物の加工や販売への興味関心が膨らんだのではないでしょうか?高校生ならではの自由な発想が農業界に新風を巻き起こすことを期待しています!

実習、おつかれさまでした!

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