2018.09.10
近畿大学の学生が農業女子メンバーの西河さんの農場で実習!
by近畿農政局
近畿農政局です。
「チームはぐくみ」に参加している近畿大学のOGであり、農業女子プロジェクトメンバーである「メレンゲファームにしかわ」の西河沙希さん(大阪府豊能郡能勢町)の農場で、近畿大学の学生4名(女性2名、男性2名)が農場実習を行いました。
西河さんは7月に近畿大学で「進路と職業」をテーマにした講義を行っており、はぐくみの活動は2回目になります。今回の実習は、9月1日から7日までの7日間、西河さんのご自宅に泊まり込みで行われ、最終日の7日に見学とお話を伺いに行ってきました。
9月5日は大型の台風21号が近畿地方を直撃しましたが、能勢地区や西河さんの農場では大きな被害はなかったそうで安心しました。残念ながら、お話を伺いに行った7日は雨上がりで農作業は行わなかったので、農作業の写真は学生さんたちが撮ったものを後からいただきました。
天気はあいにくでしたが、1週間の実習で、野菜(白菜、大根)の種まきや、稲刈りなども体験したそうです。実習初日には「はじめまして」という初対面の学生さん4人も、最終日にはすっかり打ち解けて、和気藹々としたムードでした。
農業実習は大学の講義で経験しても、実際の農家での実習はまた違うようで、学生さんたちからは「農家の朝から夜までの1日を体験できて面白かった」、「こんなに朝早くから作業ができるなんて、すごいと思った」との感想が聞かれました。
中には、この実習をきっかけに、「卒業後の職業として、農業も一つの選択肢と考えるようになった」とか「卒業後は農業関係の民間企業に一度入社してから、祖父の水田を手伝いたい」という学生もいて、講義だけでなく、実際に農家で体験することで気づくこともあると感じました。
西河さんからは「自分も学生の頃に農家実習でお世話になった岡山の梨農家さんとは今でもやりとりがあるし、就農してから人とのつながりが大事だと思っている。今回の実習によってつながった学生さんたちとも、今後もやりとりを続けたい。この地域も高齢化が進んでいて、若い学生さんたちが来てくれると周りも盛り上がって活性化するので、これからも学生さんを受け入れていきたい。」という感想をいただきました。また冬には、学生さんたちが集まって、今回の実習で種まきした白菜と大根で鍋パーティーをする予定だそうです。
現在、「チームはぐくみ」の中で唯一、関西の学校である近畿大学。これからも関西での活動が盛り上がるよう、近畿大学の活動を注目していきたいと思います!
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