農業女子PJ SDGsへの
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2017.03.20

Agric(アグリク)2018 ~農業就職・転職フェア~ 開催!in竹橋

by農業女子プロジェクト事務局

【 Agric(アグリク)2018 ~農業就職・転職フェア~ 開催!in竹橋 】

今週末の3月25日(土)、農業・アグリビジネス業界への就職・転職フェア「Agric2018」が東京・竹橋(パレスサイドビル)にて開催されます!
農業界及び関連産業の有力47社が出展予定で、農業界への転職を考えている若手社会人や就活真っ最中の大学生を対象としたこのイベントに、今回「農業女子PJ」が協力することになりました。
長野県の殿倉由起子さんと茨城県の三浦綾佳さんのお二人が特別座談会に登場、先輩農業者としてのトークショーを行います。
農業女子PJの目標の一つである“若い女性の職業選択肢に農業を加える”“未来の農業女子を育てる”ための取り組みとしてもぜひご注目ください!

◆「AGRIC2018」イベント詳細・参加申込はこちら ◆
http://agric.agri-connect.co.jp/  ※入場無料・参加申込必須

 

ここでは一足先に、殿倉由起子さんのインタビュー記事をお届けします。

== NIPPON TABERU TIMES × Agric2018 コラボ企画 ==
「農家の先輩にインタビュー!」
~農業は、何者にでもなれる職業です~

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【実は、農業がすごく嫌いでした】
農家の長女として生まれたとのことですが、
Q. 子どものころ農作業をお手伝いされていたんですか?
A. すごい手伝わされてましたね。当時は農業がすごく嫌でした(笑)
高校から「勉強するから」って言って、全く手伝わなくなりました。大学はイギリスに留学して、地元をでました。

【カフェだったら・・やってもいいかも】
日本に戻ってすぐ銀座のホテルのホテルマンとして3年働きました。
いろんな人と出会えるのが楽しかったです。
Q. 地元へのUターンのキッカケは?
A. 銀座のホテルの同期と結婚したんです。
彼には「田舎暮らししたい、農業したい」という思いがあって・・

Q. 家族の反応はどうだったんですか?
A. 反対されましたね。「農業で食べていくのは易しくないんだよ」って。そんなときに東日本大震災が起きました。
それで「都会にいるよりも、田舎のほうがいいんじゃない、帰っておいで!」と言ってくれるようになって。
将来は自分の畑でつくった農産物をだせるようなカフェをやりたいと思ってました。
だから野菜ソムリエの資格をとったり、起業塾に行ったり。
自分がやりたいこと全部やってみようと思って、いろいろなことに挑戦し始めました。

【頑張る同世代と出会ってから、農業が楽しくなった】
Q. 農業に対するイメージが変わるきっかけはあったんですか?
A. いろんな人とつながることができるって気づいてからです。
「かたつむりの会」という地元の農業青年の会に出会って、若い同世代の人たちが農業を頑張ってるんだって初めて知りました。
「この人たちと一緒にやりたいな」とか「やるんだったら負けたくないな」って思いました。
他にも、野菜ソムリエのイベントで出会った女性と、「南信州ベジフルユニット YUISAI」を組んでいます。
人とつながるようになってから、将来やりたい「カフェ」のイメージも変わりました。
まわりの人たちにもお金がまわるような仕組みでカフェをやりたいなって思っています。
いろんな人と出会えると、もっともっと楽しい。
農業は、無限に人とつながれる職業です。

【シードル醸造所つきのカフェ、オープンします】
Q. これからの活動の展望は?
A. 実はサイダリーカフェを2年後にオープンしようと計画中です。
りんごのお酒であるシードルの醸造所つきのカフェの予定です。
農業仲間たちにも農産物を提供してもらうという形で協力してもらおうと思っています。

【何者にだってなれる】
私は就農して初めの2年くらいはほんとにきつかったんです。
でも、人と出会って、農業の可能性を見出せて好きな仕事にできた。
農業という産業が「楽しい仕事を生む場」になっていくといいなって思います。

農家って、ひとりひとり全然違うんですよ。
一日中畑にいる人もいるし、売る戦略を考えることが好きな人もいる。
パッケージのデザインを考えることだって農業の一部だし。
経営者にも、広報にも、デザイナーにもなれる。
農業の中に、自分が好きなライフスタイルが見つかるんじゃないかって思います。

農業は、人とのつながりもライフスタイルも無限大の職業です。

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*NIPPON TABERU TIMESとは
NPO法人東北開墾と大学生有志が運営する、日本初「農家漁師の生の声を発信するメディア」です。
殿倉さんのお話の詳細版を見たい方はこちら
http://taberutimes.com/posts/24446

◆「AGRIC2018」イベント詳細・参加申込はこちら ◆
http://agric.agri-connect.co.jp/  ※入場無料・参加申込必須

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