SDGsへの
取り組み

一般社団法人全国農協観光協会は、農業女子と都市在住の方々との交流を目指し、「農業女子つ・な・ぐプロジェクト」に取り組んでいます！

この夏は、以下の２つのイベントを実施、
・7月29日に開催された「職業体験EXPO」（渋谷区）への出展
・8月25日に農業体験（テーマ：夏の自由研究）の開催
これらのイベントを通じて、都市在住の子ども達へ農業の魅力を伝えました。

一つ目のイベント「職業体験EXPO」は、「子どもと社会の出会い」をテーマに、子ども達が、企業や団体の取り組みを学べるイベントで、農業女子プロジェクトメンバーの髙橋美千子さん（湘南Berry・神奈川県平塚市）と、實川真由美さん（株式会社アグリスリー・千葉県横芝光町）のお二人にご参加いただきました。
（詳細はこちら　https://shokugyotaiken.com/event/200　主催：職業体験EXPO 実行委員会）

「職業体験EXPO」の様子

ブースでは、「農業の新しい一面を発見してほしい」、「子ども達に農業の魅力を伝えたい」という思いで２つのワークショップを実施しました。
髙橋さんが行った「寄せ植え体験」に参加した子ども達は、小さな多肉植物に興味津々。植物を身近に感じながら、思い思いのミニ寄せ植えを作ることができました！
また、高橋さんからの花の育種に関するお話を通して、自分の手で新しい品種を生み出せるやりがいや大変さなどを子どもたちに伝えていただきました。
實川さんが行った「梨の軸切り体験」では、梨の軸を専用のハサミで切り、品種シールを貼ったり、袋詰めをしたり、お店で並べられている状態まで仕上げ、梨が私たちの手元に届くまでを学びました。
實川さんからは、栽培だけでなく、加工や販売についてのお話や、農業の可能性についてもお話いただきました。

参加者からは、
「なかなかできない体験で楽しかった。」
「親子ともに元々農業が好きだったので色々なことを学べた。」
「普段馴染みのない農業に子どもが触れ合えて良かったです。」などの感想をいただき、
親子ともに新たな発見もあり、貴重な機会となったようでした。

高橋さんと参加者

二つ目のイベント、農業体験は、夏の自由研究をテーマに實川さんが営む、千葉県の梨農園（株式会社アグリスリー）で開催しました。

収穫体験の様子。親子合わせて９名の方にご参加いただきました。

参加者は、畑に到着してすぐ、大きく実った沢山の梨や美しい梨の木々に感動した様子！
収穫体験の前には、實川さんが梨の栽培について話し、子ども達は熱心に書きとめていました。
實川さんから収穫の仕方を教わり、子ども達は『どれが美味しそうかな』と緊張した面持ちで「幸水」と「豊水」を収穫、その後の選果体験では、販売についても学びました。
「職業体験EXPO」での、軸切り体験にも参加していた男の子は、収穫後の軸切りも上手にできました！
また、畑では「幸水」、「豊水」、「秋麗（しゅうれい）」の食べ比べも。採れたての梨のみずみずしさ、甘さや香りの違いなどを味わいました！

最後は併設するカフェでランチの時間。人気メニューの梨果汁たっぷりの「梨カレー」をいただきながら、實川さんと子ども達は、「1本の木に、品種によって200～250個の梨がなるから、畑には何個の梨があるのかな」などのクイズを出し合い交流を深めました。

クイズを出し合う、實川さんと子供たち

収穫体験にもご協力いただいた實川さんからは、
『実際に畑に来てもらって、参加者と交流し、美味しそうに食べている様子を見ることができて、とても嬉しかった』との感想をいただきました！
また、参加者からも『梨、農園、加工品など、より詳しいお話が聞けて、新しい発見がたくさんありました。』『美味しい梨を食べられてとても楽しかった。』などの声をいただき、農業女子との交流が深まった１日となりました。

ご協力いただいた農業女子PJメンバーのお二人 （左）實川真由美さん（株式会社アグリスリー）（右）髙橋美千子さん（湘南Berry）

イベントにご来場、ご参加いただいた皆様、誠にありがとうございました。
農業の魅力を都市在住の方々に伝えていくため、一般社団法人全国農協観光協会では、
今後も様々な切り口で、農業に触れられる企画を実施してまいります。

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