農業女子PJ SDGsへの
取り組み

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2024.04.19

ノウタノメンバー等との意見交換を行いました!

by東北農政局

令和6年3月5日(水)、青森県弘前市や鰺ケ沢町でりんごを栽培する女性農業者グループ「ノウタノ」のメンバー等との意見交換を行いました。

「ノウタノ」は自分たちで生産したりんごを全国にPRするため、「りんごバター」等の加工品の開発等に取り組むグループで、メンバー5人のうち4人が農業女子PJのメンバーです。

はじめに、鰺ヶ沢町の株式会社SATO FARMを訪問しました。
農業女子PJメンバーの佐藤 恵美さんは、同FARMの代表取締役社長です。元歯科助手でしたが、就農した夫の農作業の手伝いをする中で、知人の園主がりんご園の承継先を探していると聞き、「自身で農業経営をしたい!」と考え、大豆や毛豆等を栽培する夫の亨さんとは経営を別にしてりんごの栽培・販売を開始。草刈りロボット等の先進的なスマート農業機械の導入による軽労化やインターネット等を通じた全国への販路拡大等、様々な工夫をしながら経営をされています。

また、農作業体験や自作の絵本「りんごって?」の読み聞かせ等の地域の子どもたちに食や農業に関心を持ってもらう取組も行っています。自作した絵本には、自身の農園での1年間のりんご栽培の中で撮影した写真を使用しており、りんごが採れるまでの過程や苦労が子どもにもわかりやすく伝わる工夫がされています。

続いて、同じく農業女子PJメンバーである外崎 陽子さんの津軽りんご加工センターを訪問し、りんご加工の取組を紹介いただきました。外崎さんは、自身の農園や地域で栽培されたりんごを、依頼主の意向に合わせてジュースに加工する作業を請け負っています。各々の生産者が主体的に行えるようにしていることから、様々なラベルやりんご品種が用いられるなど、工夫されたりんごジュースが販売されています。

最後に、弘前市のヒロロスクエアで、「ノウタノ」メンバー5名と、グループの今後の取組目標や東北地域での女性活躍推進に係る取組等について意見交換を行いました。県外への取組拡大、東北のプロジェクトメンバーと交流したいとの思いを聞かせていただきました。

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