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2024.12.25

山形大学農学部で農業女子プロジェクトチーム“はぐくみ”による講演会とワークショップが開催されました(12/10)

by山形大学

12月10日(火)、山形大学農学部アグリサイエンスコース2年生の「食料生産経営学」の授業で、農業女子プロジェクトチーム“はぐくみ”による講演会とワークショップが開催されました。本取組みは、山形大学が2019年に農林水産省が推奨する農業女子プロジェクトチーム”はぐくみ”にパートナー校として参加して以来、学生に農業の魅力を伝え、農業を志す学生の発掘や意識向上を図る目的で実施しています。

講演では、“やまがた農業女子ネットワークあぐっと”のメンバーである「有限会社熊谷伊兵治ナメコ生産所」の熊谷由美子さんが登壇しました。熊谷さんは同社の2代目として、就農した経緯、これまでの活動内容、今後の経営目標についてお話しされました。講演の中で、「夢を夢のままで終わらせないための目標づくりが大事」と述べ、ビジョンを明確にして可視化すること、そして自身の強みを武器とすることの重要性を強調し、学生たちに対して熱いメッセージを送られました。講演を聴いたから学生は、「なめこ業を継ぐことのみならず、自らの発信やマルシェ出店などの活動も活発に行い、消費者や異業種の方々との交流を行っているところも素晴らしいと感じた」「目標に向かって進んでいると、思わぬ形で叶うという言葉が印象に残った。望み通りの道を進めなくても、思わぬところで経験が活かされたり、夢が叶ったりするから、今のうちから小さな目標でも、自分なりの努力を積み重ねていきたい」との感想が寄せられました。

講演後には、講演者のほか、”やまがた農業女子ネットワークあぐっと”のメンバー及び東北農政局職員を交えて「あなたの将来の夢を教えてください」をテーマに、グループに分かれてワークショップが行われました。あぐっとのメンバーや東北農政局職員も加わり、学生たちは意見交換を通じて、自分たちの将来像について活発に議論を交わしました。学生からは、「今回の活動では、自分の将来の夢の実現について具体的に向き合うことができた。自分が普段漠然と考えている将来のことについて、期間や課題、その解決方法まで考えたことは今まで無かったので、将来の見通し考えることができて良かった」との感想が寄せられるなど、様々な刺激を受けて、多くの学びとなったことがわかりました。

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