農業女子PJ SDGsへの
取り組み

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2018.05.02

私、農業女子PJに入りました。 第29回

by農業女子プロジェクト事務局

今回は大阪府の西河沙希さんをご紹介します!

地元の酒造会社との連携や、地域の子供たちと芋ほりや農業体験にも取り組んでいます。チーム“はぐくみ”に加わった近畿大学農学部の卒業生で、学生さんとの活動も積極的に取り組んでいきたいそうです。

それでは西河さん、よろしくおねがいします!

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はじめまして。大阪のてっぺんにある能勢町で、コメと少量多品種の季節の野菜を栽培しています、西河沙希と申します。現在26歳で、就農3年目になりました。

兼業農家である夫との結婚がきっかけで就農しました。夫とは大学で知り合い、一緒に畑で野菜を作っていました。卒業後、一般企業に就職しましたが、いずれは自然の中で野菜を作りながらゆったり生きていきたいという思いがあり、夫とともに農家を継ぐことにしました。

お米は「キヌヒカリ」「キヌムスメ」「もち米」「酒米」を作っています。

酒米は能勢の地酒「秋鹿」さんへ卸しています。能勢町では生産者の高齢化が深刻で、生産をやめてしまう方が多いので、能勢のお米を使ったお酒づくりにこだわっている秋鹿さんとともに、生産を拡大していけるよう連携をスタートしたところです。

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野菜は、主に道の駅へ出荷しています。畑に小さな直売所を建て、販売も行っています。メレンゲファームは造園業との兼業のため、枯れ葉などを使った有機堆肥が大量にできます。それを有効活用した有機野菜の栽培を目指して試行錯誤の毎日です。

まだ就農して3年目なので失敗もありますが、地域の子供たちと芋ほり体験を行ったり、農業体験を行ったり、能勢町と私たちを知ってもらうために、人との関わりを大切にした体験型農業にも取り組んでいます。

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今後は道の駅以外での販路拡大を目指して、農業女子プロジェクトで勉強しながら、EC販売にも挑戦してみようと考えています。

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農業女子プロジェクトに参加したのは、卒業した近畿大学農学部の先生から農業女子プロジェクトへ参加したら?とお誘いを受けたことでした。近畿大学が「チームはぐくみ」に新たに参画するタイミングだったので、大学生と農業女子プロジェクトの架け橋的存在になれるかもしれないと思い参加を決めました。

去年(2017年)大学の学祭に卒業生として農産物を販売しました。農業がこれからもっと人気のある職業になっていくように、これを機に学生たちとの取り組みも進めていきたいです。

農業女子プロジェクトではたくさんのプロジェクトが取り組まれているので、どんどん参加して皆さんと交流していきたいです。

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西河さん、ありがとうございました!

人との関わりを大切にしながら農業をされている姿が素敵ですね!

近畿大学は今年の3月に「チームはぐくみ」へ参画し、農業女子メンバーの協力いただきながら、農業を志す学生をはぐくむプロジェクトを進めていく予定です。卒業生の西河さんもメンバーとなり、とても頼もしいですね。

これから様々なことに挑戦する西河さんを応援しています♪

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