農業女子PJ SDGsへの
取り組み

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2018.06.13

【私、農業女子PJに入りました。 第35回】

by農業女子プロジェクト事務局

今回は東京都瑞穂町のデュラント安都江(でゅらんと あつえ)さんをご紹介します。

デュラントさんは会社員を経験されてから新規就農者研修を経て独立。パートナーがオーストラリア人で、フランスへのワーキングホリデーの経験もある国際感覚に優れたデュラントさんは、料理イベントFarmers cookingを立ち上げたほか、英語で収穫体験等独自の企画を発信したい!と日々頑張っておられます。

それでは、デュラントさん よろしくお願いします。

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・自己紹介をどうぞ。

Base Side Farmのデュラント安都江です。38歳。非農家出身の新規就農者です。横田基地がすぐそばという立地と、外国人の夫がいる環境を生かして在日外国人も好む新鮮なケールやその他野菜を生産しています。

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・農業をはじめたきっかけはなんですか?

土も虫も嫌いだった私が農業に興味を持ったのは、フランスにワーキングホリデーに行ったときwwoofを利用して農的な生活をする方の家に滞在したことがきっかけです。野菜の栽培から家や機械の修理まで何でもする姿にあこがれを抱き、自分もそうなりたいと、帰国後紆余曲折を経て就農しようと思いました。

※ World Wide Opportunities on Organic Farms「世界に広がる有機農場での機会」の頭文字をとったもので、有機農場を核とするホストと、そこで手伝いたい・学びたいと思っている人とを繋ぐNGO。

 

・農業女子PJに参加した理由は?

Facebookなどでその活動を知り、他の女性農業者との交流や企業に直接声を届けられるかもしれないことを期待して参加しました。

 

・農業をしていて楽しいこと、厳しいことを教えてください。

こうすればいいかなと思ったことを実行してよい結果が出たとき、周りの方に親切にしていただいたり、作った野菜をおいしいと言っていただいて、また買っていただいた時、見上げた空がきれいだった時など楽しいことはいっぱいです。

まだ就農して1年も経っていないので、経験と知識不足からの栽培管理の失敗、仕事とプライベートのスケジュール管理の難しさ、作物の現金化の難しさを感じています。

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・農業への思いやこだわり、将来の目標を教えてください

無農薬栽培に特にこだわりはないのですが、農家になりたいという私の無謀とも思える計画を、全力でサポートしてくれる夫の希望で、今のところ農薬を使わずに栽培しています。

苦いイメージのケールですが、実際はそれほど苦くはなく、アメリカやオーストラリアでは日常的に使われる食材として知られています。健康食品としても近年注目されている野菜なので、海外のおいしい食べ方やレシピを紹介していきたいと思います。

珍しい野菜や栽培している野菜の紹介も兼ねて料理イベントFarmers Cookingを立ち上げたのですが、就農してからは畑作業が忙しくて開催できていないので、少し落ち着いたら再開したいと思います。

また畑にお客様を呼べるようなスペースが確保できたら、英語で収穫体験など、他にはない「英会話 ×農業」にも挑戦してみたいと思います。

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・これから農業女子PJで取り組みたいことは?

ケールのおいしさの認知度向上のため企業やレストランとの商品開発、イベントなどぜひ開催してほしいと思います。

また英会話スクールなど異業種とのコラボや海外の農業女子との交流などできたら面白いなと思います。

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デュラントさん、ありがとうございました。非農家で土も虫も嫌いなところからワーキングホリデーをきっかけに就農し、無農薬栽培やケールのおいしい食べ方の発信などに取り組まれている姿はかっこいいですね。今後益々のご活躍を期待しています!

 

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