農業女子PJ SDGsへの
取り組み

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2018.06.20

【私、農業女子PJに入りました。 第36回】

by農業女子プロジェクト事務局

今回は、大分県宇佐市の宮田紀恵(みやた のりえ)さんをご紹介します。

宮田さんは結婚を機に就農。宮田ファミリーぶどう園では、観光農園や農泊にも取り組んでいます。

それでは、宮田さんお願いします!

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☆自己紹介をお願いします!

はじめまして。大分県でぶどうを栽培しています宮田紀恵です。

ぶどうの専業農家の後継ぎと結婚したことがきっかけで農業をはじめることになりました。

農業を始めて10年経っておらず、まだまだ勉強の日々ですが、近ごろは周りからの圧(期待)が激しくなってきています・・・。

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☆宮田ファミリーぶどう園の概要を教えてください?

1972年に夫の父が新規就農し、国の改稙事業を活用してぶどうを植え、宮田家はぶどうの専業農家になりました。その後、試行錯誤を続け、現在は主に巨峰(有核)の栽培・直売・販売を行っています。

 

私が就農してから、新たに観光ぶどう園を整備し、巨峰のほかにも、シャインマスカットや安芸クイーンなど数種類のぶどうを作りはじめました。

 

平成24年に6次産業化の事業認定を受け、資源の有効利用を目的としたドライフルーツの加工を始めました。今ではぶどう以外の地域の農産物を活用した商品開発も行っており、今後、販売も拡大していく予定です。

 

また、私たちの住む安心院町は、日本のグリーンツーリズム発祥の地です。宮田ファミリーぶどう園では、農泊や農業体験などの受け入れも行っています。観光農園を新しい交流の場としてイベント利用できるスペースを充実させています。

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☆自慢の生産物を紹介ください

最近は珍しいかと思いますが、有核(種あり)の巨峰が看板商品です。

種があると食べづらい、見た目が大きい方がいい、などと言われていて“種のあるぶどう”は好まれない傾向がありますが、なるべく自然に近く、味にこだわったぶどうを作るよう心がけています。

最近は、自然受粉栽培にチャレンジし、販売戦略を計画しているところです。

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☆農業女子PJに入ったきっかけを教えてください。

元々ひとりでいることが得意な性格なのですが、ありがたいことに、家族が積極的に会合や勉強会に出席したらと後押しをしてくれます。そこでたくさんの出会いがあり、ご縁が繋がっていき、農業女子PJの参加にも繋がりました。

 

☆最後に一言!

農業女子との研修や活動に参加し、いろいろな人や考えに出会うことはとても楽しく、もっとできることを探してみたいと思うようになりました。

まずは、ぶどうのことをもっと分かるようになって、農業を楽しめるようになりたいです。

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宮田さん、ありがとうございました。

勉強熱心な宮田さんは、第4期女性農業次世代リーダー育成塾にも参加。ご家族の理解も大切ですね。地域のグリーンツーリズムを先導し多角化経営を実践する宮田ファミリーぶどう園。宮田さん活躍の場のますますの広がりが期待されますね。

 

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