農業女子PJ SDGsへの
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2018.07.11

【私、農業女子PJに入りました。第39回】

by農業女子プロジェクト事務局

【私、農業女子PJに入りました。第39回】

今回は、京都府福知山市の小林加奈子さんをご紹介します。

夫婦で新規就農した小林さん。農園の代表として「女性だからこそできる農業とは何か?」を考えながら、ご自身の理想の農家を目指してがんばっています。

先週の豪雨で圃場が冠水する被害があったとのこと、心よりお見舞い申し上げます。小林ふぁ~むが一日も早く復旧できますように!

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★自己紹介をどうぞ!

京都北部の福知山で新規就農しました、小林ふぁ~むの小林加奈子です。

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3年前大阪の堺から移住し、祖母が残してくれた古民家で暮らしながら小さな田畑を耕して農業をスタート。今年2月に法人化し、代表を務めています。といっても従業員は夫と私の2人だけ。夫が田、私が畑を担当しています。

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畑では農薬・化学肥料を使わず、今の季節はビニールハウスでトマト、露地で「トロなす」を中心に育てています。今年はこのトマトをジュースに加工し、本格的に販売して行く予定です。

*「トロなす」とは、一般に白ナスや青ナスと呼ばれている緑色をしたナスです。加熱するとトロトロになるので小林ふぁ~むでは「トロなす」と呼んでいます。

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プライベートでは、動物が大好きで、60㎏のピレネー犬、50㎏のミニブタ、30㎏のケヅメリクガメ、山羊2頭、鶏などなどと一緒に暮らしています。

小林ふぁ~むのロゴマークはこのミニブタちゃんです。

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あとアイドルグループ V6の大ファンで、毎日畑ではV6の曲を聞きながら楽しく作業をしています。

★農業をはじめたきっかけはなんですか?

大学では農業を学んでいました(農学部畜産学科)。卒業後、農業とは全く関係ない仕事についていましたが、いつか農業と関わりたいと思っていました。その気持ちがだんだん大きくなり、自分の年齢を考えたときこれがラストチャンス!だと思い、就農を決意しました。ただ夫は花と言えばヒマワリしか知らないような人だったので、移住前の1年間農業塾に通ってもらいました。結果、私以上に農業の面白さを知り、はまってしまったようです。

★農業女子PJに参加した理由は?

今まで自分が女性であることを意識したことはありませんでした。しかし代表を任されることになり、「女性として農業に携わる」ということについて改めて考え始めました。『ただ男性と同じことをしても面白くない!』農業女子PJに参加することで、女性だからこそできる農業とはどんなものか何かヒントが得られるかもと思い申し込みました。

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★農業への思いやこだわり、将来の目標を教えてください

自分の育てたお米・野菜について一番知っているのは自分です。だから私達のお米・野菜を私達の手でブランディングし、みなさんに知ってもらいお届けする、そんな農家になりたいと思っています。そのためにHPやFacebook、Instagramを積極的に活用し、パンフレットや商品ラベルなどは自分の手でつくっています。

また私達のお米・野菜の購入者の多くが女性です。女性目線で世の中のニーズを敏感に感じとり、柔軟に取り入れることのできる農家でありたいと考えています。

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★これから農業女子PJで取り組みたいことは何ですか?

地元の福知山は他の地域と同じく、高齢化がすすみ耕作放棄地が増え、盛んだった農業も寂しい状態です。農業女子PJを通じて、地方の農業を女性が盛り上げていく活動ができたらうれしいです。そして農業女子のみなさんの活動を生で感じてたくさんの刺激を受けたいです。

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小林さん、ありがとうございました!

小林さんは京都府内の農林女子でつくる「京の農林女子ネットワーク」にも参加していて、倒れにくい一輪車の開発などにも関わったそうです。いろいろなネットワークを通じた活動や繋がりは、それぞれで違った刺激があって良いですよね。農業女子プロジェクトが小林さんにとって新しい刺激を得られる場になれば嬉しいです♪ これからも応援しています!

(「京の農林女子ネットワーク」の製品開発についてはこちら↓

http://194.91.0.144/wp/event/e_other/10722/)

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