農業女子PJ SDGsへの
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2018.07.25

【私、農業女子PJに入りました。第41回】

by農業女子プロジェクト事務局

 

今回は高知県の江渕結衣さんをご紹介します。

江渕さんは結婚を機に酪農の世界に入られましたが、実はご実家も昔は酪農をしていたとのこと!

牛とのご縁を感じますね。

 

それでは江渕さん、お願いします!

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■自己紹介をお願いします。

はじめまして、江渕 結衣です。

高知県の東部に位置する安田町の標高500メートルを超える山間部に住んでいます。訪ねて来た人から「もののけ姫のコダマがいそう」 「霧がかかるとジュラシックパークみたい」と言われます(笑)

音楽と甘いものが大好きです!

夫も音楽が好きで、お互いが好きなアーティストの東京でのライブで出会って友達になり、気が付いたら高知で牛と過ごす毎日を送っています。

地元・岩手から嫁いできて、もうすぐ2年になります。

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■農業女子PJに、入ろうと思ったきっかけは?

農業女子PJの先輩方は自分の考えや目標をしっかり持っていて、自分なりのやり方で発信、行動している姿がキラキラしていてかっこいい、と刺激を受けました。

私はまだまだひよっこですが、「いつか自分も!」という憧れから、全国の農業女子のみなさんともっと繋がりたくて参加しました。

 

■酪農を始めたきっかけは?

23歳の時、酪農家の三代目である夫と結婚したことがきっかけです。

お父さんが亡くなって20代前半で経営者となり奮闘する彼を、友人関係の頃から尊敬していたので、それほど抵抗もなく酪農の世界に飛び込みました。

偶然にも幼い頃は私の実家も酪農家だったので、牛とのご縁のようなものを感じています。

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■酪農をしていて楽しいこと、厳しいことは?

学べば学ぶほど、知りたいことがどんどん増えていくのが楽しいです!

飼料や繁殖、乳質、環境…別々の事柄ではなく、実はすべてが繋がっていて、どれかひとつが問題なくできていても、別のところで問題が出てきます。本当に奥が深くて、難しいです。

最初は新しい環境や仕事に慣れることに必死で、言われたことをこなすだけの毎日でした。でも、知識や経験が増えてくると意識が変わり、毎日牛を観察する視点も全然違うものになりました。

厳しいことは、精神面です。牛たちは毎日一緒にいる家族のような存在で、私が牛たちに支えてもらっているので、別れが辛いです。

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■これからの目標を教えてください。

今後も「2人で」たくさん吸収し、成長することを続けていきたいです。

今は勉強会や牧場視察の際、夫婦で一緒に行くようにしています。同じものを見聞きすることで簡単にイメージが共有できて同じビジョンを描きやすいので、帰りの車内ですぐに話し合いができています。今後もこのやり方でいきたいと思っています。

 

牛は経済動物で、ずっと一緒にはいられません。それでも牛が好きなので、少しでも長く一緒にいられるように、もちろん経営面も考えたうえで長命連産(牛を健康に飼って繁殖成績をあげ、供用年数を延ばすこと)を目指します。

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■これから農業女子PJで取り組みたいことは?

農業に関する知識や経験がなくても、自分の気持ち次第で必ず力になってくれる人たちがいると就農してみてわかりました。

「農業女子だから伝えられること」を発信し、若い世代にも興味を持ってもらい、「農業やりたい!」と思うきっかけになれたらいいなと思います。

 

それと、メンバーの生産物でコラボができたら楽しいと思います。

夫の従兄弟が夫婦で農園を経営しているため、そこのスイカで作ったゼリーと我が家の牛乳で作ったパンナコッタのコラボをしたことがあります。プライベートでしたがとてもワクワクしたし、相手にも喜んでもらえて嬉しかったです。

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まずは活動に慣れること、みなさんと繋がることから始めたいので、よろしくお願いします!

 

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江渕さん、ありがとうございました!

酪農や農業女子PJなどいろいろなことに対するやる気が伝わってきます。

これからもご夫婦で頑張って、若い世代にとっても酪農への興味のきっかけになっていただけたらと思います。

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