農業女子PJ SDGsへの
取り組み

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2018.11.21

【私、農業女子PJに入りました。第57回】

by農業女子プロジェクト事務局

今回は、栃木県鹿沼市「丸福農園」でトマトを生産し、トマトジュースやトマトジャムの加工・販売にも取り組んでいらっしゃる福田結美さんをご紹介します。

◎自己紹介をお願いします。

私は、結婚するまで農業をライフワークにするなんて、思ってもいませんでした。思っても、というよりは、農業という職業について考えたことすらありませんでした。でも、もともと自然や動物が好きで、体を動かすことも好きだったので、次第に農業に魅せられていきました。太陽の下で体を動かし、きつい仕事も仲間や家族とともに乗り越える喜び、また、美味しいものを自らの手で育むことができること、農業はほかの職業とは異なる価値観でみた魅力あると思います。農業と出会わせてくれた夫、嫁ということではなく仲間として受け入れてくれた家族にとても感謝しています。

一方で、最近は農業以外の自分も大切にしようと思っています。本を読んだり、映画を見たり。時間が取れないので、好きな旅行は難しいですが、隙間時間にできることを探すようにしています。

◎農業女子PJに参加したきっかけは?

農業仲間の女性たちが、農業女子PJでいきいきと活躍しているのをみて、私も参加してみたいと思いました。

◎農産物の特徴・こだわりは?

美味しいトマトは酸味と甘みのバランスが重要といわれます。私たちも、肥料、水にこだわり、それらのバランスの良いトマトを育てる努力をしています。また、お客様には好みがあり、ニーズも異なっているので、それにお応えできるよう、アンテナを高く、日々栽培技術の勉強もしています。

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◎農業をやっていて楽しいのはどんなとき?

採りたての一番美味しい物を食べる時です。もちろん、お客様に喜んでいただけることも嬉しいですが。

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◎今、頑張っていること、力を入れて取り組んでいることは?

今は、夫や仲間たちと協力して作業改善を行っています。みんなが働きやすく、仕事もうまく運ぶよう、勉強しているところです。

また、父から夫に経営移譲をしてまだ2年なので、もっと経験を積み、年間の事業計画や予算など、今まで見えていなかったことを数値化し、持続可能な農業経営に向けた勉強をしていきたいです。

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◎将来の夢をおしえてください。

農業という職業をやり続けること。今の経営は、将来を考えると、上手くいっているとは言い難いです。この状態では未来の農業人さんたちに夢をあげられないと思うのです。ほかの職業とは違う価値観をもって就農する方がいらっしゃるとはいえ、生活や子育てが上手くいかなかったら、みんなが憧れてくれる職業にはなりづらいのではないかと思います。農業をして、努力次第でちょっと良い生活ができる位でないと。なので、まずは、自分が上手く経営できるようになることが目標です。

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○農業女子PJで取り組んでみたいことを教えてください

これから、農業女子PJに参加して、もっと、他の農業女子と交流し、よいところを勉強していきたいです。また、今まで考えていなかったことに気づき、考えるチャンスがたくさん増えると思っています。それらのことを、自分の農園に照らし合わせ、憧れの職業といってもらえる農業に近づきたいです。

福田さん、ありがとうございました。

農業に特別な魅力を感じた福田さんが、農業を憧れの職業にするためにもっと頑張りたいという思いがよく伝わってきます。農業女子PJのメンバーの皆さんの交流を通じ、色々なヒントを得て、持続可能な農業を実現してくださいね!

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