2018.11.28
【私、農業女子PJに入りました。第58回】
by農業女子プロジェクト事務局
今回は、奈良県明日香村でアスパラガス、ツルムラサキ、ターサイを生産している亀谷ウダーラさんをご紹介します。亀谷さんはスリランカ出身。日本人のご家族のサポートのもと楽しく農業なさっています。
それでは亀谷さん、よろしくお願いします!
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★自己紹介をどうぞ!
スリランカ出身、来日13年目です。奈良県の白鳳女子短期大学(現白鳳短期大学)で日本語を学び、大東文化大学へ進学。その後、大阪観光大学を中退し、農業大学校で短期間の基礎的な農業技術と経営管理に関する「事前研修」を受けたのち、先進的な農家の下で1年間実習を終え、現在は奈良県明日香村で農業女子としてアスパラガスなどを生産しています。ハウス2棟でアスパラガス7㌃、露地でツルムラサキ5㌃、空芯菜5㌃を栽培しています。2010年に日本人男性と結婚して1男の母となりました。
★自慢の農産物を教えてください
メインはアスパラガスですが、夏には明日香村が推進している「ツルムラサキ」、冬には「ターサイ」を生産し、主に近鉄飛鳥駅前にある「飛鳥道の駅」にて販売しています。
★農業をはじめたきっかけは?
研修を受けた時にアスパラガスの緑色に魅力に圧倒され就農しました。
★農業女子PJに参加したきっかけは?
日本全国で女性たちが活躍している様子を知り、エネルギーをもらいたいと思ったからです。また、母国を離れ親戚も身よりもない異国の地で女性一人がんばっている姿を日本中の人たちにも知ってもらい触発できればと思ったからです。
★農業をしていて楽しいこと、厳しいことは?
毎日、時間が足りないくらい、楽しく農作業しています。苦労していることは、栽培している所は、水不足が深刻で、管理が大変です。
★これからの目標を教えてください
今年はツルムラサキの売れ行きが良く、来年は栽培面積を増やす予定です。今後は、明日香村の土地を借りてアスパラとツルムラサキを増やしたい。そして、色んな野菜に挑戦してみたいです。
★これから農業女子PJで取り組みたいことは何ですか?
日本国創世の地である飛鳥は、日本史上、女性がもっとも力強く活躍した痕跡が色濃く残る場所で、飛鳥時代にはいかに多くの女性がいきいきと活躍していたかに関心を抱いています。
今私が住んでいる明日香村でもっと女性が活躍できる所にしていきたいことと仲間や理解者を増やしていきたいです。そして、私のような外国人農業女子をもっともっと増やしていけるようネットワークを拡げていきたいです。
★最後にひとこと!
春に植えたアスパラガスは3年目に収穫するのが楽しみです。みなさん、古代国際交流都市、飛鳥へぜひ遊びにきてください。
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亀谷さん、ありがとうございました!これからのご活躍をご期待しています!