農業女子PJ SDGsへの
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2019.01.23

【私、農業女子PJに入りました。 第65回】

by農業女子プロジェクト事務局

今回は千葉県山武市の石橋正枝(いしばし まさえ)さんをご紹介します。

石橋さんは農業とは無縁の都会暮らしから結婚を機に就農。野菜ソムリエの資格を活かし、栽培と栄養の知識を持つ農家を目指し、活躍されています。

 

それでは、石橋さん よろしくお願いします。

 

・自己紹介をどうぞ。

はじめまして。私は埼玉県の住宅街で生まれ育ち、テレビ局の受付や某有名テーマパークで働き、農家とは全く無縁の場所で生活をしていました。千葉県で代々続く農家の4代目と出会いが、私と農業との出会いでした。

ファームいしばしでは、千葉県が誇る農産品の長ネギ、落花生、ウリなどを栽培し出荷しています。私自身が就農したのは一昨年の秋で、まだまだ分からないことだらけです。現役でバリバリ働く義父、義母の下で日々修行をしています。

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・農業をはじめたきっかけはなんですか?

農家と無縁の土地で育ったため、農家は大変という意味がよく分からずに結婚してしまいました(笑)結婚した時、夫は会社員でしたし、農家は継がなくていいと言われたのも素直に信じていたので、農家になるということは全く想像していませんでした。

しかし、夫が専業農家になることを決断し、私自身も少しずつ農家を手伝うようになりました。やらなくてはいけない状況だったのです。色々なことを覚えてくると暑さ寒さは大変だけど、やりがいのある仕事なんだと思うようになりました。

 

・農業女子PJに参加した理由は?

私の住む地域は若手女性農業者が少ないため、何でも話し合える仲間が欲しかったからです。野菜色のTシャツを作ったという楽しそうな記事を読んで、ここに入れば何かが変わるかもしれないと思い参加しました。現在では、プロジェクトを通じて県を超えてアドバイスを下さる先輩方に出会えました。本当に感謝です。

 

・農業をしていて楽しいこと、厳しいことを教えてください。

寒さ暑さは今でも辛いです。それより辛いのは落花生の野積みの時です。頭から鼻、耳の中まで砂だらけになるし、全身筋肉痛になるので一番過酷です。野積みが終わると、来年は落花生と絶対に作らないと心に固く誓いますね(笑)でも、食べて美味しかったと言ってもらえると、頑張って良かったと思います。どんな仕事でも同じなのですが、認められるとやる気につながります。

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・農業への思いやこだわり、将来の目標を教えてください

落花生や長ネギはとてもメジャーですが、ファームいしばしの夏の主力商品のウリをいろいろな方に召し上がっていただきたいです。私自身、嫁ぐまではウリの存在を知りませんでした。主に漬物の材料として使われます。切って塩を塗って押すだけで漬物ができます。このウリの美味しさを全国区にしたいです。

また、規格外の野菜を活かした6次加工品の開発にも取り組みたいと思っています。56

 

・これから農業女子PJで取り組みたいことは?

昨年のジャパンハーヴェスト丸の内農園に参加しましたが、今年も参加したいと思います。また、千葉県の農業女子とコラボ商品を作りたいです。そのために、自分のスキルアップに励みたいと思います。

 

石橋さん、ありがとうございました。今後益々のご活躍を期待しています!

 

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