2019.03.20
【私、農業女子PJに入りました。第73回】
by農業女子プロジェクト事務局
今回は、沖縄県八重瀬町の新垣よしえ(あらかきよしえ)さんをご紹介します。
平成28年に新規就農され、現在、オクラ、インゲン豆などを栽培されています。
平成30年からは、夫婦でご一緒に営農をされています。
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☆自己紹介をお願いします!
新垣 よしえです。平成28年9月に新規就農しました。
沖縄県南部の八重瀬(やえせ)町で、オクラ、インゲン豆、イタリアンパセリやスペアミントなどのハーブ数種類を約70aの畑で育てています。贈答用に島バナナも栽培しています。
農地を借りるまでに、4年かかりましたが、農地を借りてすぐに、まずは知識をつけたくて、野菜ソムリエの資格を取得しました!就農して3年が経ち、規模拡大したこともあり、平成30年11月からは、夫も就農し、二人三脚での農業がスタートしました。
☆八重瀬町はどんなところですか?
旧東風平(こちんだ)町と、旧具志頭(ぐしかみ)村が合併で生まれた、獅子舞やエイサーなど伝統芸能が盛んで、綺麗な海と、畑も沢山ある田舎です。商業施設も飲食店もあり、とても住みやすい町です。
☆農業をはじめようと思ったきっかけは?
父が病に倒れ、実家の手伝いで始めた農業が、とても楽しくて、ハマりました。自分で育てた野菜は、とても美味しくて、それが、売れた時の喜びが大きく、いつか、独立して専業農家になりたいと思いました。そして、農業改良普及センター主催の女性農家勉強会に参加し、勉強はもちろん、沢山の女性農家の方と知り合うことができました。勉強会が知り合った、同じPJメンバーの上里さゆりさんの経営するHerb & spice gardenで、研修を行い、就農へのステップが踏めました。
☆生産へのこだわりを教えてください。
できるだけ、農薬を使わずに、安心、安全野菜を作ることに1番こだわっています。犬を飼っていますが、我が家のヨークシャーテリアの「きなこ」と「はちべい」のオヤツは野菜です。「きなこ」と「はちべい」が美味しそうに食べられる野菜を作ろうと思っています。
あと、パッキングも、自分でも可愛いなと買いたくなるよう、見た目にもこだわっています。
☆他に力を入れていることはありますか?
地域の農家さんとの交流や勉強会は、積極的に参加しています。土作りや栽培方法、色んな方の経験を聞き、見学に行くと、多くの気づきがあります。今後も日々勉強し、自分で栽培している作物に関しプロになりたいと思っています。
☆最後に一言!
農業女子PJに加入したことで、沖縄県内や他県で活躍しているパワフルな農業女子メンバーと出会えたことが、とても刺激になっています。これから、就農したい人がもっと増えて、これからの農業が明るい未来になるといいな!
やっぱり、農業は楽しい!!
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新垣さん、ありがとうございました。
今、農業が楽しくってしかたがない、といったご様子ですね。また、県内外のPJメンバーと知り合えたのがよい刺激となっているようですね。ご夫婦でのご活躍、期待しています!
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