農業女子PJ SDGsへの
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2019.05.08

【私、農業女子PJに入りました。 第79回】

by農業女子プロジェクト事務局

今回は北海道上富良野町の西尾菜緒さんをご紹介します。

西尾さんは上富良野町で新規就農され、有機認証を受けてニンニク、人参、南瓜、じゃがいもを生産しているそうです。

それでは、西尾さん よろしくお願いします。

 

1.自己紹介

北海道上富良野町に移住して4年目、新規就農で独立して2年目の西尾菜緒です。

有機農家の元で研修し、自分たちも有機農業をしています。

主な栽培作物は人参、ニンニク、ジャガイモ、南瓜、玉ねぎです。

夫と、二人の小さな娘たち、4羽のヒヨコ、4羽のニワトリと暮らしています。

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2.農業の魅力はなんでしょう?

生きることに直結する仕事であること、自然ととても近い仕事であること、多様な働き方・経営の仕方が出来ることが魅力です。

消費者の人たちに、ただ食べるだけではなくて、野菜が育った環境や、自然の素晴らしさも感じてもらいたい。

農業を通して、違った生き方や価値観に触れてもらいたい。

どうやったら、そのような素敵なことが出来るかなぁと、いつも考えながら畑と向き合っています。

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3.どうして農業女子PJに入ったのですか

農業の世界は、女性がなかなか表に出られないような雰囲気があるなと、就農して実感しました。

全国の農業女性たちが集まって楽しいことをやっているなら、ぜひその活動が知りたい、また北海道以外の農業は全然わからないので、全国の農業を知りたいと思ったのがきっかけです。

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4.農業への思いやこだわり、将来の目標を教えてください

環境に配慮した有機農業を実践しています。ほとんどの畑で有機認証を取得しており、すべての畑で農薬、化学肥料不使用で栽培しています。

農業は働き詰めというイメージですが、効率よく仕事をすることで、生活も楽しめるような働き方を実現したいです。

小さな面積でたくさんの価値を生み出せるような農業をしたいと思っています。

また、幼い子供たちとの時間をたくさん楽しめるようにしたいです。

今年度から、富良野の農業高校の専攻科(社会人コース)に入学しました。

新規就農者や後継者、農業に興味のある人など、様々な人が通う場所です。

作物や土の基本、機械の使い方、先進的な経営の視察など、本当に勉強になります。

農閑期のみの二年間のカリキュラムですが、貴重な機会を生かして成長できるように頑張りたいです。

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5.これから農業女子PJで取り組みたいことは

若い人たち、子供たちが、農業って楽しそう、と思えるような活動、発信が出来たら良いなと思っています。

仕事以外の暮らしの良さ、自然、子育て、新しい農業、多様な働き方の形を、提案できたら良いなと思います。

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6.上富良野町のいいところをPRしてください

山に囲まれた景色が素晴らしいです。

山登りが好きな人は、登る山がたくさんあります!

面白い人たちがたくさんいます。

ほどよく小さな町なので、色々なことが実現しやすいです。

保育園やファミリーサポートが充実しているので、特に乳幼児の子育てがしやすいです。

これから地方に移住して子育てしたいなぁと思っている人、都会の子育てが大変だなぁと思っている人、新規就農したい人、何か面白いことがやりたいなぁと思っている人は、ぜひ上富良野町に来てくださいね!

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西尾さん、ありがとうございました。これから農繁期が続きますが、お身体には気を付けて、実り秋になるようご期待しています!

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