農業女子PJ SDGsへの
取り組み

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2019.05.15

【私、農業女子PJに入りました。 第80回】

by農業女子プロジェクト事務局

今回は静岡県にある「下山柿園」の下山 直子さんをご紹介します!

下山さんは、昨年度3月に静岡県内で開催された 「ふじのくに農業女子ゆめ未来ネットワーク」

の設立フォーラムへの参加がきっかけで農業女子PJへ加入しました。

こういった農業女性の交流の場が広がっていくことは嬉しいですね。

それでは下山さんお願いします! ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

◆ 自己紹介をお願いします。

「長泉町」で特産の四ッ溝柿、アーティチョーク、ブルーベリーとコシヒカリを

主に両親と夫、私の4人で栽培しています。

繁忙期にはママ友達や、退職後の親戚などが手伝いに来てくれており、

農作業を通じて、幅広い世代の方と交流をしています。

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◆ 農業女子PJに入ろうと思ったきっかけを教えてください。

静岡県の女性農業者で集まる機会があり、

農業女子PJに参加されている方達のパワーを目の当たりにして加入を決意しました!!!

 

◆ 農業を始めたきっかけは?

「農業をしている両親が楽しそうだった」から、です。

大学卒業後、海外や日本の企業で働きながらじっと机に向かう日々に、

「果たして私のやりたいことは何なのか?」と、思うようになりました。

大変なことがありながらも、美しい緑の中で活き活きと農作業に精を出し、

畑を訪れる方々と楽しそうにコミュニケーションを取っている両親の姿を子供の頃から見てきたので、

自分も挑戦してみようと思いました。

 

◆ ご自身が感じる農業の魅力や、やりがいは何ですか?

家族と多くの時間を過ごせることが魅力だと感じています。

子供達が保育園の頃から作業を手伝ってくれ、小さな手で作物を優しく扱っている姿、

畑で虫を追いかけ、走り回っている姿を夫と見ていると「幸せだなぁ」と感じます。

また、自分達の考えをすぐに実行できるところが楽しいです。

特に、アーティチョークの栽培は夫と話し合いながら進めています。

成功も失敗も自分達の責任!

天候で大きく左右されてしまい、泣きたくなる時もありますが・・・・。

厳しいと感じるのは、販売戦略や接客、6次産業化など、

良質で安心な作物を育てる以外に考えなければいけないことがたくさんあることです。

でも、それがまた、楽しくもあるのかな、と思います。


◆ 下山さんのこれからの目標を教えてください。

私の住んでいる元長窪は、農業振興地域で緑が豊かです。

農業を通じて緑を守りながら、多くの人に元長窪を訪れてもらい、

地域が元気になる様な取組を夫と共にしていきたいです。

また、繁忙期にお手伝いに来てくれるママ友達は才能豊かなので、

一緒に加工品の開発等を行っていきたいです。

企業と連携して加工品の開発も進めているので、それも成功させたいと思っています。

現在、四ッ溝柿を使ったスイーツ作りや農作業体験など、 少しずつですが、

子供達が農業と関わる場所づくりをしているので、 そういった活動も増やしていきたいです。

やりたいことは沢山ありますが、出来ることから一つずつ形にしていきたいです。  

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◆ これから農業女子PJで取り組みたいことは?

加工品の製造・販売に関わる勉強や、メンバーの皆さんの農場などの視察もしてみたいです。

他にも、小さな子供達が安全に使える本格的な農作業道具があったら嬉しいなと感じています。

・先が丸く安全に使える収穫バサミやハサミの収納ケース

・19センチ位からの本格的田植え長靴

・幼児が使い勝手の良い収穫かご

・幼児用手甲や背抜きタイプ手袋

・日焼け対策バッチリの帽子 など、

参画企業との商品開発の機会があれば積極的に参加していきたいです。
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下山さんありがとうございました! 農業を営む生活の中で感じた「気づき」を、

今後の農業女子PJの活動でも活かしていただきたいと思います!

下山さんを含む、静岡県内の女性農業者の方の更なるご活躍をご祈念しております。

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