農業女子PJ SDGsへの
取り組み

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2019.07.31

【私、農業女子PJに入りました。 第91回】

by農業女子プロジェクト事務局

 

今回は山形県で、農と食、農業者が触れ合い、観光客が集えるコミュニティの場を作り、様々な発信をしていこうと、とても意欲的でお元気な鈴木(すずき)晃子(てるこ)さんをご紹介します。元気をもらえますよ!! それでは鈴木さんお願いします!

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◇自己紹介をお願いします。農業を始めたきっかけは何ですか。

平成11年に、農業をしていた夫と結婚。夫の家は、6次産業化の先駆けとして、観光栗園・ハーブ園・農家レストラン・農産加工・体験学習などに取り組んでいました。私は、三男を出産した平成18年に就農しました。

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私は、幼いころから、好奇心旺盛で、植物を育てること、食べること、喜ばれること、ときめくことが大好きでした。実家は現在廃業しましたが、米沢織の織元(絹織物)でした。また、母の実家は農業ともち加工などをしていました。 趣味は、ドライブや旅行、食べ歩き、体験、料理、家庭菜園、スポーツ観戦、音楽、美術鑑賞などです。

農家レストランが、オープンして間もないころ、実母と何度か来店し、父母や主人と話をしているうちに、自然の豊かさやおおらかさ、美味しさを創りだせる素晴らしさに感動したのを覚えています。

農業に興味はありましたが、結婚出産後も実家の仕事をしていたので(染織、創作小物、着付け講師、アンテナショップ、イベント販売など) 忙しい時だけ農業を手伝っていました。実際、見るとやるとでは違うと感じ、なかなか実家の仕事を辞める決断が出来なくていたとき、小学1年生の長男から学校から帰って来た時にお母さんに「お帰り!」って言ってもらいたいと言われ、今が就農のタイミングだと思い決心、就農しました。

 

◇どんな作物や加工品を作っていますか。

農産物では、栗、かぼちゃ、ハーブ、はちみつ(養蜂)など。加工は、山形産の農産物を使用した瓶詰、菓子や乾燥品。栗を使った渋皮煮、甘露煮、栗ジャム、むき栗、栗蒸ようかん、栗はちみつ。ジャム、シロップ、コンポート、ハニーナッツ、トマトソース ハーブソルト、ジェノベーゼソース、ドライフルーツ、ドライベジタブル、ドライハーブ。紅大豆を使った煎豆、お茶、きなこ、甘納豆など。蒸プリン、パウンドケーキ、パイ、パンなどもやっています。みんな、旬の新鮮な素材を用い、調味料は自然なものを使用、保存料、添加物は不使用です。週末カフェでは、天然酵母のピッツァや旬パスタ、彩りサラダ、限定スウィーツやドリンクも人気です。

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◇農業への想い(こだわり)を教えてください。

私にとって「農業」は「生きること」そのものです。農家に嫁いで良かったと心から思います。 日本の大自然の中、自然体で農業できることの幸せを感じています。

代々継がれる農地を守ることは簡単ではないですが、前向きにしなやかに農家だけでなくみんなで考えていきたいと思っています。

 

◇農業をしていて楽しいこと、苦しいことを教えてください。

楽しいことは、やりたいことを試せること・収穫の喜び・美味しいと言ってもらえた時の充実感・仲間との切磋琢磨している時、そして何より家族が健康でいられることです。

苦しいことは、色々あったとは思いますが、忘れました!(笑) 全てプラスになりました。

 

◇その他、ぜひ聞いて欲しいことがあればお願いします!

現在、農業委員や指導農業士をさせていただいています。当初は、即戦力になれないのでとお断りしましたが、分からなくても学びたいという姿勢があれば大丈夫と、先輩に背中を押され引き受けました。恥ずかしい思いも沢山ありますが、それ以上に、なってみないと分かりえない学びや経験があります。自分の目標や役割を見つけ、融合をはかりながら地域の発展に少しでも貢献できればと思っています。

農業と観光はこれからもっと連携していくことで魅力ある商品やサービスが生まれ、地域が活性化していくと思っています。それには相互理解が不可欠です。私は、農業と観光をつなぐ架け橋になりたい、アイディアをどんどん出していきたいと思っています。

また、「山形ベリービーンズ」(注)という活動にも取り組んでいます。本活動は、県と市の補助金をいただき、山形の土産菓子を開発する女性チームです。農業者だけではなく、調理師、主婦などで構成し、市場調査、試作、パッケージ、企画、販売までわいわい楽しく商品開発しています。(まもなく農業女子PJ×ラクマに出店予定ですので、お楽しみに!)

(注)「 山形ベリービーンズ」=山形農食はつらつ女子チーム というイメージを表したもの。『ベリー』は 「very」=とってもよい、とっておきの農産物と「berry」=山形の実(果実、木の実など)、甘酸っぱくてかわいい、女性らしいイメージ、を表現。『ビーンズ』は、 beans=山形の豆たち、粒ぞろいのメンバー、まめに達者に続ける、を表現。

 

◇農業女子PJに、入ろうと思ったきっかけは何ですか。

友達に誘われて(笑)企業とのコラボが素晴らしいと思い参加したいと思いました。また、ホームページを見ると全国の頑張っている女性が沢山紹介されていたので、入ろうと思いました。

 

◇これから農業女子PJに期待すること

いろいろな素晴らしい取組みがあり、話題性はありますが、その割に認知度はまだ低いように感じます。草の根活動や、メディアなどの活用、幼稚園、保育園・小中学校での体験学習などを取り入れて、農業女子が次世代に繋ぐ役割を担うことができる取組みに力をいれていくことが重要だと考えます。

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◇今後の農業経営の発展展望(将来の目標など)を教えてください。

令和元年はいままでを見直し、新たな挑戦の年と位置づけています。農業女子PJ、ラクマ出店、アグリウーマン塾(山形県が実施)、女性農業コミニティリーダー塾(農水省補助事業)でスキルアップしていきたいと思っています。

今後は山形県の農産物をより活用し、商品開発し販路拡大していきたいです。農作業、加工、販売など、特に女性の活用をすすめていきたいと考えています。農と食、農業者との触れ合い、観光客が集えるコミュニティの場を作り、様々な発信していきたいと考えています。

 

◇その他皆さんに一言

次の世代へつなぐために、いま私たちが輝かなくてはと思っています。

次々と問題は出てくると思いますが、農業女子PJの仲間となら乗り越えていけると思っています。ひとりはみんなのために みんなはひとりのために…のこころで。

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(参考)

農事組合法人 麦わらぼうし のホームページ

http://www.mugiwaraboushi.jp/guidance.html

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次世代に繋ぐ取組、その役割を担うことができる取組。昨年の農業女子プロジェクト推進会議で決めたタグラインは、「つなぐ、次世代に」です。ぜひ鈴木さんの活動を応援したいと思います。また、若い世代へのアドバイスもよろしくお願いいたします!事務局ではメンバー間の出会いを繋ぎます。

 

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