SDGsへの
取り組み

今回は、長崎県松浦市の松尾絵里香（まつおえりか）さんをご紹介します。

2016年に結婚を機に就農され、現在、ナス、オクラ等多品目の野菜を栽培されています。

それでは、松尾さんよろしくお願いします。

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 ☆自己紹介をお願いします！

松尾絵里香と申します。長崎県長崎市出身です。結婚を機に夫の実家である松浦市に住み農業を始めました。

☆松浦市はどんなところですか？

漁業が盛んで、自然に囲まれたとても素敵な場所です。とにかくお魚が新鮮でおいしいです。最近ではアジフライがご当地グルメとして知られ、県外からもたくさんのお客様が松浦に遊びに来られています。

☆農業をはじめた思ったきっかけは？

夫が創業70年の種苗店の３代目として、家業を継ぐことになったことがきっかけです。

仕事にかかわるようになって、種苗店は、どこよりも野菜の “最新情報” が入手できる、とても面白い仕事だと感じていました。

しかし、種苗店には課題も多く、例えば新しい野菜などは、発売されてから皆さまに広く知られるようになるまでに２～３年かかり、青果の市場ができてから、種苗が売れるようになるのが現状です。

種苗店は、新品種が発売される半年～１年前から情報を得ていますが、発信力のある種苗店が少ない為、貴重な情報を持っているにもかかわらず、市場が出来るのを待っている状態でした。しかし、現在はSNSやインターネットショップの普及により、個人でも発信することができる時代です。

そこで自分達自身でもっと野菜の魅力を伝えていきたいと考え、2016年にコーヒースタンド＆野菜直売所を種苗店に併設しました。

そして、その直売所に並べる野菜を、自分たちで栽培していくことから始まり、2019年には本格的に１haまで規模を増やしました。現在、ポケットマルシェなどのネット販売も行いご好評をいただいています。

☆松尾農園の自慢の生産物は何ですか？

2019年は「ダビデの星」という海外のオクラ、世界一おいしいと言われるイタリアナス「ヴィオレッタ・ディ・フィレンツェ（Violetta di Firenze）」などを栽培しました。

ポケットマルシェでは、たくさんの方にとてもおいしいと感想を書いていただいたので、自信もつきました。

☆生産へのこだわりを教えてください。

どこよりも野菜の最新情報が入手できるという種苗店の強みを活かして、その時々で、品種を選んで、皆様を驚かせることができるような野菜を作っていきたいと思っています。

☆その他にも取り組んでいることはありますか？

種苗店、コーヒースタンド、直売所、農業まで多岐にわたり、事業を行っていますが、どれも地域を盛り上げたいという気持ちで取り組んでいます。近日中には、松浦産のアジフライと地元の野菜を使用したサンドイッチの販売を計画しており、また新しい切り口で、松浦と農業を全国に発信していきたいと思っています。

☆農業女子プロジェクトに参加したきっかけは？

コーヒースタンドにご来店いただいたお客様に、農業女子プロジェクトに参加している方がいらっしゃいました。それからHPで調べたところ、全国にいろいろな農業女子がいることを知り、参加させていただきました。

☆この他にもアピールしたいことありましたら是非！

コーヒースタンドを通じて、いろいろな方とつながってきています。農業女子プロジェクトの方々も、是非長崎に来られる際は、お立ち寄り頂けたらと思います＾＾。

種苗店としても、お役に立てることもあるかもしれませんので、ご興味がある方は是非、ご連絡いただけると嬉しいです。

☆最後に一言！

これから全国の農業者の方とつながって、農業を盛り上げ、また地域を盛り上げていけたらと思っています！よろしくお願いします＾＾。

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松尾絵里香さんありがとうございました。

苗と野菜の生産、種苗店、コーヒースタンド、直売所など多角的な経営にチャレンジされていますね。コーヒースタンドもお洒落ですね。

絵里香さんの松尾農園の新品種を広める取組が、松浦市の活性化につながるとよいですね。更なるご活躍お祈りしています！