農業女子PJ SDGsへの
取り組み

MENU

2020.01.08

【私、農業女子PJに入りました。第113回】

by農業女子プロジェクト事務局

令和2年最初の御紹介は、栃木県足利市「長谷川農場」の長谷川紀子さんです。
長谷川さんは、地元の牛肉のブランド確立に携わり、地域の活性化に尽力されています。
それでは、長谷川さんお願いします!

******************************

―――自己紹介をどうぞ!

長谷川紀子と申します。福岡県出身。栃木県足利市在住。
夫と出会うまで農業をしている知り合いは誰一人おりませんでした。2013年に就農して夫が3代目になります。(現社長は2代目の義父)
肥育牛700頭、米麦、アスパラガス、玉ねぎを生産しています。
現在6歳、4歳、2歳の3児の母でもあります。

―――農業をはじめたきっかけを教えて下さい。

前職は星野リゾートでホテルマンをしておりましたが、同僚だった夫との出会いがきっかけです。
夫の家業が農業でした。
結婚を機に、未来の家族像を考える中で、ホテルマンとして不規則な生活を送るよりも、義父が培ってきた農業を大きくしていく方が、家族のためにも、志もやりがいもあるのではないかと考え、2013年に夫の地元へ帰り、就農しました。

4

―――今頑張っていること、力を入れて取り組んでいることは何ですか?

ブランドの確立です。以前は『栃木県産国産牛』の肥育・出荷がメインでしたが、自分たちが出荷した牛がどこで売られて誰に届いているのかわからない状態でした。足利で育てているのだから足利の人に一番私たちの牛肉を食べて欲しい。そんな想いから地元企業と連携し、ワイン葡萄の搾りかすを与えて『足利マール牛』というブランドを立ち上げました。マールを与え始めてから実際に牛の餌への食いつきも成績も良くなりました。足利の方が地場産品として誇りを持っていただけるように、今はブランドの確立のために商品化や飲食店への卸に力を入れています。
2019年初めにフードコーディネーターの資格も取り、レシピ提案や魅力的な写真撮影、SNS発信などにも尽力しています。

7 8

―――農業をしていて苦労したことや大変だと感じることは何ですか?

若手労働力の確保です。現在弊社には7名の正社員を雇用しておりますが、ギリギリです。繁忙期になると休みも回せなくなりますし、皆疲れているなーというのをヒシヒシと感じます。今いる社員さんは本当に頑張ってくれていますが大抵の若手は農業の過酷さだけを感じてしまいすぐ辞めてしまいます。皆さんが働きやすい環境に整えて魅力ある農業、会社の発信をしていくことが課題だと感じています。
それと自然の猛威。今年の台風19号や大雨など、自然災害には逆らえません。

―――逆に、楽しいことや嬉しいことを教えて下さい。

楽しいことは、食に関わるたくさんの方と知り合いになれて私たちの生産物の魅力を引き出してくださるのを間近で感じられることです。例えば、シェフ。足利マール牛を取り扱ってくださる飲食店のシェフは皆さんまず農場見学にいらっしゃいます。そこで感じたものをお料理に表現して、お客様に足利マール牛の魅力を自ら発信してくださるのです。感想を聞いたり、そのお店に食べに伺ったりすることが本当に楽しくて嬉しいです。お客様の美味しい!の一言が、ご褒美そのものです。もちろん、牛肉だけでなく、アスパラガスもお米も特別美味しいものを目指して生産しています。

10 6

―――自慢の農畜産物を教えてください。

足利マール牛、アスパラガス、米麦、玉ねぎ

9 5

―――農業女子PJに参加したきっかけを教えてください。

栃木県農業女子PJに参加した時に、先輩農家さんから教えていただきました。栃木県という地域に住むことも農業も初めてのことで、本当にゼロからのスタートだったのでとにかく諸先輩がたの話を聞きたいとフットワーク軽く、あらゆる活動に飛び込むことにしています。

―――これから農業女子PJでどんなことに取り組みたいですか?

農作物の魅力を発信していくことはもちろんのこと、『農業』という職業への魅力を伝えていくこと。
人間の明日への根源を担っているという誇りを自分自身にもつけていきたい。

―――将来の夢を教えてください。

お客様にも、会社にも、牛たちにも、環境にも優しい農業のあり方を見出すこと。
お客様には安心・安全はもちろんのこと美味しくて幸せになれる食材をご提供し、社員が働きやすく誇りを持てる会社を目指し、牛にはストレスなく快適な環境を提供し、地域や日本の環境をもよくする農業はないかと模索し続けます。

3

―――最後にひとこと!

農業には秘めた可能性が驚くほどたくさん潜んでいるように感じてなりません。
『農家』に最初は引け目を感じていましたが、今となっては社会の土台を支える重要な役割を担っていると誇りを感じています。こんなにも農業女子がいることに勇気をもらい、これから皆さんとのネットワークを広げていけたら嬉しいです!よろしくお願いいたします。

1

******************************

長谷川さん、ありがとうございました!
色々な活動に積極的に取り組まれていて、とても素敵ですね。
農業女子プロジェクトを通じて、活動の幅を広げて下さいね!
長谷川さんの更なるご活躍を応援しています!!

19

関連する記事

最新の記事

おすすめ記事RECOMMEND

アーカイブARCHIVE