農業女子PJ SDGsへの
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2020.02.12

【私、農業女子PJに入りました。 第118回】

by農業女子プロジェクト事務局

今回は大阪府大阪市の浅田裕見子さんをご紹介します。
都市農業として体験農園も行う傍ら、子ども食堂やマルシェ、大阪府の女性農業者団体「大阪ファームレディネットワーク」会長など、多方面で活躍されています。
それでは浅田さん、どうぞよろしくお願いします!

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大阪市で体験農園を行いながら多品目少量栽培で野菜を育てている、あさだ農園の浅田裕見子です。

圃場は、今年1月26日に行われた大阪女子マラソンのメインスタジアムである長居競技場(ヤンマースタジアム長居)の南に位置します。
典型的な都市農業です。

最初は親が転作をした畑にイチジクを120本植え、教員だった私は直売に関わるのみでした。
その後、高齢で農作業が負担になった親に代わって就農する事になり、教員を辞め、作柄を変えるために大阪農業大学校の短期プロ養成講座に入り学びました。
そこで知り合った人々は私の財産です。

今は大阪エコ農産物の認証を受けた、「なにわの伝統野菜(田辺大根、天王寺蕪、金時人参、難波ネギ、玉造黒門越瓜、勝間ナンキン、大阪しろな)」や露地野菜を10アール、収穫体験用にサツマイモ(鳴門金時)を10アールに3000本植えています。

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20年前に始めたサツマイモ掘りには市内から毎年40園近くの幼稚園が来ています。
またジャガイモ掘りや大根掘りにも参加していただいています。

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出荷先はJA大阪市の直売所や、帝塚山マルシェ、久宝寺こうえんマルシェなど市内には無農薬や減農薬にこだわった方のためのマルシェがあり、出店を頼まれて参加しています。

夫も教員をしており、休みの日にはトラクターや剪定など、力仕事を助けてくれていました。近年退職したので商品の配達も手伝ってくれています。

私は今、大阪府内で農産物の生産、農産加工品、直販活動等に取り組む女性農業者の団体「大阪ファームレディネットワーク」の会長をしています。
今年度は大阪ファームレディネットワークと大阪府、近畿農政局の主催で「近畿地域農山漁村女性のつどい」を催しました。
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また2年前から、「みんな食堂 むれの会」という名前でこども食堂を開いています。
農家として食育を実践出来たらなあと思い、始めました。
現在は生協から支援をいただいています。今後、直売所などの理解も少しずつ得ていけたらと思います。

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昨年は農福連携で福祉事務所からお手伝いに来ていただきました。今年はより本格的に取り組みたいと思っています。

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また今後の希望は農家民宿やゲストハウスを運営する事です。
大変なのが分かっているので、なかなか前に進みません。いろいろ教えていただければと思います。

私たち夫婦2人の旅行先は、いつも野菜の栽培方法を学ぶための地域です。まるで視察旅行です。
これからも2人で試行錯誤しながら楽しく栽培していきたいと思います。

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ありがとうございました!
大変なのが分かっていることでも挑戦してきたから、きっと今の浅田さんがあるのでしょうね。夫婦お二人、これからも楽しく挑戦を続けてください♪
今後のご活躍を応援しております!

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