農業女子PJ SDGsへの
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2020.04.01

【私、農業女子PJに入りました。第124回】

by農業女子プロジェクト事務局

今回のご紹介は、富山県入善町の五十里優美(いかりゆみ)さんです。
五十里さんは、米、大豆、野菜等を栽培され、 最近では、法人化してASIAGAP認証も取得されたそうです。
それでは、五十里さんお願いします!
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○自己紹介をお願いします。
初めまして、富山県入善町でお米と大豆を栽培しております五十里優美と申します。
名前だけ聞くと、私は日本人だと思われる方が多いと思いますが、実は、中国武漢市の出身でございます。
農家の長男である主人と出会い、結婚を機に来日して、今年で18年目になります。
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○農業女子PJに入ろうと思ったきっかけは?
随分前から、地元の会合や農業機械の研修会では農業女子PJのことを知っていましたが、なかなか入るきっかけがなくて、2017年の女性農業リーダー育成塾に参加する際、事務局の方に直接お声を掛けていただき、申し込ませていただきました。
私の住む入善町では、農業女子が非常に活躍されていて、こんな恵まれた環境の中で、農業が出来て、とても幸せに思います。さらに、農業女子PJを通じて、全国で頑張っている仲間達の取り組みを拝見すると、とてもいい刺激になりますし、頑張れる力にもつながります。

○農業を始めたきっかけは?
まったく農業と無縁の中国の大都会で生まれ育ち、中学校から日本語を専攻して、夢は日本と中国の架け橋になるようなキャリアウーマンになろうと思いましたが、現実は、農家の嫁になり、周りは高層ビルの代わりに、一枚一枚輝く田んぼでした。(笑)
7年前に、下の子が小学校に入ったきっかけで、渋々と家の仕事を手伝うようになりました。

○農業をしていて楽しいこと、厳しいことは?
お米と大豆を栽培していて、ほぼ全量JAに出荷するので、日々地味な作業ですが、その中でも、苦手な機械に挑戦したり、大嫌いな虫と戦いをしたりして、今まで、絶対やらないこと、私には絶対できないことを、一つ一つ挑戦して、そしてクリアしいていく、その新鮮さと達成感を毎日ワクワクさせられて、楽しいです。

また、今は野菜と果樹にも少し力を入れていて、地元の農業女子の仲間達とコミュニティを作って、野菜の加工販売をしたり、マルシェやイベントにも参加したりして、とても夢が広がり、やりがいを感じる充実な毎日を送っています。
厳しいことは、炎天下での作業のことかしら。それも、ダイエットのためだとポジティブに考えれば、全然苦にはならないし。(笑)
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○これからの目標を教えてください
去年の1月に経営を法人化して、ASIAGAP認証も取得いたしました。働きやすい環境づくり、健全で安定的な経営状態をみんなと作っていきたいと思います。
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○これから農業女子PJで取り組みたいことは?
とにかくおしゃれに農業をしたいと思いますので、農業女子のオシャレなファッションや日焼け対策の化粧品、女子でも使いやすい農具、機械など、企業とのコラボに期待しております。また、時代のニーズに合った、現地研修会や勉強会もぜひ地方の方でも参加しやすいように企画してほしいです。
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五十里さん、ありがとうございました!
今後のご活躍を応援しております。

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