農業女子PJ SDGsへの
取り組み

MENU

2020.07.22

【私、農業女子PJに入りました。第131回】

by農業女子プロジェクト事務局

今回ご紹介するのは、埼玉県深谷市の橋本梢さんです!
橋本さんは、結婚を機に就農され、ユリ等の栽培のほか、加工にも取り組まれております。
それでは橋本さん、お願いします!!

+++++++++++++++++

――――――――自己紹介をどうぞ!

昨年末より農業女子プロジェクトに参加させていただいております、埼玉県深谷市ゆり農家の橋本梢です。
ユリ農家に嫁ぎ、早18年。長男を出産後完全就農し、17年が経ちました。年数だけは経っていますが、まだまだ修行中です。
主人を中心に母と叔母達に協力して頂きながら、ユリを通年出荷し、野菜も主人と共に直売所向けにジャガイモ、大根、小松菜、かぼちゃ等を栽培しております。

%e4%b8%bb%e4%ba%ba%e3%81%a8 %e3%82%b8%e3%83%a3%e3%82%ac%e3%82%a4%e3%83%a2%e5%8f%8e%e7%a9%ab

――――――――農業をはじめたきっかけを教えて下さい?

結婚を機に就農しました。
元々、幼いころから祖母の家庭菜園について行ったり、父や母も庭木や花壇いじりが好きで一緒にやっていた影響か、植物が好きで、
結婚前は造園業に就職し、公園管理をメインとして働いていたので、農業に対しては抵抗もなく、スッと入れた気がします。
%e8%80%95%e9%81%8b%e6%a9%9f

――――――――今頑張っていること、力を入れて取り組んでいることは何ですか?

昨年より、人参を一人で栽培し、ブレンドティーがメインですが、加工品にも色々と挑戦しております。
%e4%ba%ba%e5%8f%82%e5%8f%8e%e7%a9%ab %e4%ba%ba%e5%8f%82%e8%8c%b6

――――――――農業をしていて苦労したことや大変だと感じることは何ですか?逆に、楽しいことや嬉しいことを教えて下さい。

「土づくり」ですね。特に人参に関しては、化学薬品、化学肥料を使用せず栽培することにこだわっているので、土が良くないと病気も出やすいので、難しいと日々感じております。
楽しい事は、うまく育った時、本当に野菜たちが愛おしく思え、可愛くて仕方ないです。
%e3%82%82%e3%81%bf%e6%ae%bb%e7%87%bb%e7%82%ad%e4%bd%9c%e6%88%90 %e7%90%83%e6%a0%b9%e9%81%8b%e3%81%b3

――――――――ご自慢の農畜産物を教えてください。

勿論、生産量日本一の「深谷ゆり」です。代々引き継いだ大切なゆりの栽培。産地として、主人も仲間の方々と日々、勉強し、より良い品質を目指し、努力しています。
%e3%83%8f%e3%82%a6%e3%82%b9%e5%86%85 %e4%bd%9c%e6%a5%ad%e5%a0%b4%e3%81%ab%e3%81%a6%e9%81%b8%e5%88%a5 %e3%83%aa%e3%83%aa%e3%83%bc%e3%82%a8%e3%83%b3%e3%82%b8%e3%82%a7%e3%83%ab

――――――――農業女子PJに参加したきっかけを教えてください。

「自分だけでも何かやってみたい。どこまでやれるのだろうか。」と思い、人参のお茶を製品化したのを機に、昨年末、思い切って参加してみました。
以前から「農業女子プロジェクト」の存在は知っていたものの、なかなか踏み出すことができずにいました。
以前に野菜ソムリエも取得し、取得しただけで何も活動せずにいたのですが、昨年の夏に初めて活動に参加し、どんどん行動することで広がる世界が新鮮で、そんな事も後押しになったのかもしれません。

――――――――これから農業女子PJでどんなことに取り組みたいですか?

とにかく、沢山の農業女子と出会いたいです!
コロナ禍で、なかなか難しいところはありますが、色々な形で、交流し、繋がり、学び、自分が成長するためにも、沢山の刺激を受けたいです。
自分には出来ないことをやっている方が沢山いて、本当に皆さんまぶしく、憧れ、私も一歩でも近づきたい思いでいっぱいです。

――――――――将来の夢を教えてください。

第一の夢というか目標は、農産物の特性を活かした加工品の開発です。農産物は沢山の可能性を秘めています。
一人ではなかなか難しいですが、御協力を頂きながら少しでも多くの方の生活に取り入れて頂ければと考えております。

最大の夢は、「目指せ!なりたい職業ランキング入り!」ですね。
うちは花を栽培しています。小学生はまだ、「花屋さん」がランキング入りしていますが、高校生になると、影もなく・・・。
花屋さんになりたい子供がいなければ、私たちの花はどうやって皆様の生活に取り入れて頂けるのでしょうか?
勿論、「農業」もランキング入りしていません。
人間の生活を支えていることは間違いないのですが、憧れる対象にはならないのでしょうね。本当に残念です。
そんな農業のイメージを変えていく!深谷市はアグリテックにも力を入れております。テクノロジーをうまく取り込み、子供達が興味をもつような農業スタイルを実践していきたいです。
ゆり農家は「花育」にも力を入れています。本当に大切なことだと思います。「花育」を通じ、植物に関心をもってもらい、育てる喜び、植物のもつ力を感じて欲しいです。
「植物特に農畜産物に関係する職業になりたい」と思う子が少しでも増える様に、将来的には、そういった活動にも力を入れて行きたいです。

――――――――最後にひとこと!

コロナ禍で、なかなかイベント等で交流できる機会はありませんが、その日が来ましたら、気軽にお声掛けください。
photo1

+++++++++++++++++

橋本さん、ありがとうございました。
愛情を込めて大切に野菜やユリを育てていらっしゃることが伝わってきますね。
様々なことにもチャレンジされている橋本さんの、更なるご活躍を応援しております!!

▼メンバープロフィールページはこちら
http://194.91.0.144/wp/member/m_detail/1004/

関連する記事

最新の記事

おすすめ記事RECOMMEND

アーカイブARCHIVE