農業女子PJ SDGsへの
取り組み

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2020.09.03

【私、農業女子PJに入りました。第134回】

by農業女子プロジェクト事務局

今回は岐阜県山県市の辻理恵さんをご紹介します。
辻さんはお母様の農福連携農園の設立がきっかけで就農され、、菌床椎茸やニンニクをはじめ、旬の野菜を栽培されています。
それでは、辻さんよろしくお願いします!
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Q 自己紹介をお願いします。
株式会社TFF障がい者就労継続支援A型“ひなたぼっこ園”の辻理恵です。岐阜県山県市伊自良地区で職員11名、障がい者32名を雇用し、菌床椎茸やニンニクをはじめ、旬の野菜を栽培する農福連携農園を営んでいます。ニンニクは自社で熟成加工をし、黒ニンニクとして加工生産しています。
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Q 農業女子PJに、入ろうと思ったきっかけは?
農業女子PJに入会する前に、2018年度女性農業者コミュニティーリーダー塾に入塾いたしました。そこで全国のさまざまな女性農業者に出会い、情報交換や悩み相談など、学ぶことがとても多く、また皆パワフルで良い刺激を受けました。そのようなこともあり農業女子PJに加入しメンバーさん達とのさらなる繋がりや交流をしたいと思い参加させていただききました。

Q 農業を始めたきっかけは?
農業を経験したことのない実家の母が60歳を超えて、“障がい者を支えたい!”と会社をつくり、障がいを持つ方々に〈働く喜び〉を提供し、経済的に自立を支援するための農園を立ち上げました。開設以来訪れたこともなかった農園ですが、5年ほどたった頃、所用でおじゃますることがありました。冬の厳しい寒さの中、障がいを持つ方々が一生懸命圃場で作業をしている姿を見て驚きと感銘を受け、私で出来ることがあれば何か役に立ちたいと思いました。その後、当時私が営業職だったこともあり、農作物の販路で悩んでいた母からの相談があり、一大決心となりましたが、それまで勤めていた会社を辞職し、農業に関わることになりました。
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Q 農業をしていて楽しいこと(嬉しいこと)、厳しいことは?あるいは,学んだことなど。

お客様から「おいししかった」とお褒めのお言葉をいただくときが一番嬉しいです。厳しいことは年々激しくなる台風と高温などの自然災害です。せっかく皆で丹精こめて栽培している農作物が台風、長雨など自然災害で作物に影響を受けたり、高温で生育不良になったりすることは大変辛いし、悲しいです。農業をして学んだことは、人間の力というものは自然の力には敵わないということです。就農前は自然災害の被害は通勤電車の遅延くらいで、あまり自然の力に翻弄されることはありませんでした。就農してからは同じ栽培方法でも様々な自然環境が加わり作物の出来具合に影響が出たり、また「あと少しで収穫!」という時に台風の影響で作物が台無しになったりし、人間の力ではおよびもつかない自然の力を毎回見せつけられます。農業に関わる前は、努力すればある程度のことは叶ったり、思い通りになるものだと思っていましたが、一生懸命努力しても叶わないことはあることを学び、また「しょうがない」という良い意味での諦めを学んだこともあり、片意地を張らず仕事に取り組み、生きることが出来るようになりました。
さらにひなたぼっこ園は農福連携農園ということもあり、障がいを持つ方々の仕事に対するひたむきな姿には学ぶことは多いです。厳しい自然環境の元でも泣き言を言わず、与えられた仕事を黙々と一生懸命取り組む姿に感心します。また仕事に対し真摯で前向きな方々が少なくなく、出来るまで何度も取り組むひたむきな精神には驚かされ刺激を受けます。
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Q これからの目標を教えてください。
さらなる農業技術の向上をはかり、ひなたぼっこ園の農作物のブランド力強化に努め、皆で一生懸命作った農作物を一人でも多くの人に食べていただき、知っていただきたいです。
また、一生懸命働くひなたぼっこ園の障がいを持つ方々の頑張りを皆さんに知っていただけるよう広め、「農福」の仲間が増えることを期待します。

Q これから農業女子PJで取り組みたいことは?
私の地域では高齢化により農業をやめる方が多く、耕作放棄地は年々増えています。
女性ならではの目線で農業の魅力を伝え、高齢化、担い手不足問題を解消するなどをし、就農人口を増やしていきたいと考えています。また安心・安全な農作物をお客様に提供し喜んで頂きたいです。

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辻さん、ありがとうございます。皆さんのひた向きな姿や笑顔が素敵ですね。今後、益々のご活躍を応援しています。

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