農業女子PJ SDGsへの
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2020.12.25

「私、農業女子PJに入りました。第140回」

by村田 姿子

今回は大分県にある「有限会社 由布院散歩道」の村田姿子(むらたしなこ)さんをご紹介します!

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Q 自己紹介をお願いします。

初めまして。
大分の由布院で、畑と加工業、飲食店を営んでいます「有限会社 由布院散歩道」と申します。
朝霧の町、由布院で採れた新鮮フルーツを使って、美味しいジャム、ジュースを作っています。
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http://www.kazeyoubi.jp/index.html

農園は湯布院と庄内の狭間の水地に農園があります。
特に力を入れているのは【ポポー】というミラクルフルーツです。
https://macaro-ni.jp/34337
栄養価も高く、戦前には国策として植えられていた果樹でもあります。
ポポーを8年前から育て始め、木は1000本以上になりました。

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Q 農業を始めたきっかけは?

主人とジャム作りに使うフルーツを仕入れに各地の農家さんに仕入れに行くうちに、農業に対する色々な問題に直面するようになりました。
特にこのままではいけないと思った出来事が最近ありまして、それは農家の高齢化の問題(後継者問題)です。
いつも仕入れる農家さんに連絡がとれず、家まで行ったのですが連絡がつかず、不安に感じていました。のちに高齢で亡くなっていることが判明しました。
https://kabos.net/special/marine-lemon-201909/

とてもおいしいマリンレモンでしたので、なんとか残したい。しかし今の自分では力不足。仲間を作らなければ・・・と思いました。

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Q 農業女子PJに、入ろうと思ったきっかけは?

夫の父が別府大学の食品加工の教授だったのですが退職して農業を始めました。
農園のお世話は父が主にしてくれています。
私は主に加工業(工房)と喫茶店でたまに収穫の農園に行く程度なのですが・・・
父が農業法人を作ると張り切っていまして・・・私なりに何かサポートできないかと考えました。
農業の知識も少ないので皆様に色々教えていただけたらと思っています。

Q 農業をしていて楽しいこと(嬉しいこと)、厳しいことは?あるいは,学んだことなど。

農業をしていて一番嫌なことは蚊にさされることです。アレルギーがあるので、蚊に刺されると尋常なく腫れて痒すぎます。また、虫が殺せないので、虫に食べられ放題です。
嬉しいことは、自然の美しさに感動する毎日でいられることです。

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Q これからの目標を教えてください。
2025年問題、農業の高齢化をなんとかしなければと思っています。
仲間作りや仕組みづくり、機械で出来ないところは補いながら、日本の色々な問題を皆さんで考えて行けたらと思っています。

Q これから農業女子PJで取り組みたいことは?
若い方達を巻き込んでみんなで楽しく農業できたらと思っています。
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村田さんありがとうございました。虫が殺せないのは大変ですね!今後、益々のご活躍を応援しています。

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