農業女子PJ SDGsへの
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2021.02.26

「私、農業女子PJに入りました。第143回」

by農業女子プロジェクト事務局

今回は岐阜県でお米・柿・露地野菜の生産をされている下川妙美さんをご紹介いたします。
それでは下川さん、お願いします。

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Q 自己紹介をお願いします。

岐阜県岐阜市の自然いっぱいの中で元気にお米・柿・露地野菜を栽培しています。農業高校を卒業してから農業を始め、今年で14年目になります。現在は、(株)クレドファームレンゲの里に勤めており、自然栽培について日々畑や田んぼで奮闘中の下川妙美です。
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Q 農業女子PJに入ろうと思ったきっかけを教えてください。

現在、ポン菓子製造でご協力いただいている方とお話をする中で、相談できる方や情報交流の場所がないかとお話ししていたところ、こちらの農業女子PJを紹介していただきました。ホームページを拝見しいろんな分野で活躍されている皆さんをみて、その場ですく検索し入会申請をさせていただきました。

Q 農業を始めたきっかけを教えてください。

農業高校で野菜や鉢花を育てたことが一番のきっかけです。自分たちが種や苗から育てた野菜を収穫した時の喜びや、野菜を購入してくださったお客様から、「美味しかったよ」「また買いに来るね」とお声をいただいたとき、「作ってよかった」「自分でもっと学んで食べた人が笑顔になれる野菜を作りたい」と思ったことがきっかけになりました。

Q 農業をしていて楽しい、嬉しいと感じることはありますか?

大変なことが多いですが、収穫できた時や購入していただいたお客様からの「美味しかった」「野菜嫌いな子どもが美味しいと喜んで食べてくれた」というお声をいただいた時は、とても嬉しかったです。今年はコロナ禍の影響で開催できていませんが、季節ごとに田植えイベント・収穫祭・餅つき大会など地域の方と接する機会が多くあり、幅広い年齢層の方と交流できるのも楽しみの一つです。

Q 農産物へのこだわりを教えてください。

栽培時農薬、化学肥料不使用にこだわり、岐阜ブランド米原種のハツシモや富有柿を栽培しています。ハツシモは、冷めても美味しく噛めば噛むほど甘みが出てきます。野菜や柿は、甘さがありお野菜セットや地場野菜のコーナーで人気があり好評です。

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Q これからの目標を教えてください。

自然農法にこだわった野菜作りを続けていきたいです。誰もが安心安全食べて笑顔になれるものを作っていきたいです。今は雇用就農で、簡単なことではないですが、将来的には独立し、生産物をブランディング化していきたいと考えています。毎日勉強させていただいています。

女性が働きやすい環境づくりも大切だと思います。男性の多い職場を経験してきましたが、その中で、女性目線でしか気が付かないこともたくさんあると実感しました。例えば、道具の整理整頓や、誰もが何処に何があるか分かるように箱にラベルを貼ったり、番号をつけたりして工夫したり、袋詰めやロゴ等シンプルで分かりやすく手に取りやすい商品開発をしていく事が重要だと思います。お子さんが小さくても隙間時間でお手伝いに来ていただくなど雇用の幅を広げて、雇用の面でも働きやすい環境をつくり上げていけたらと思っています。

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下川さん、ありがとうございました。
農業高校での経験がきっかけで農業を始め、将来は独立・生産物のブランディング化を考えていらっしゃるとのこと、素敵ですね。
農業女子PJメンバーには様々な方がいらっしゃいますので、ぜひ交流や情報交換をしてみてください。

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