2021.08.06
「私、農業女子PJに入りました。第147回」
by農業女子プロジェクト事務局
今回は大阪府で、地域密着型の農業体験活動などを行っている「農labo大人女子会」の岡田かほり(おかだ かほり)さんをご紹介します!
地域の農家さんとママさんとをつないだ農業体験、SDGsや食育活動など、農業で子供たちに『感動』を与え、子供の未来、地域の未来、いろんな未来をよくするために様々な人が関わって多様な活動をされています。本当にみなさん楽しそうです!
それでは、岡田さんよろしくお願いいたします。
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Q 自己紹介をお願いします。
はじめまして。
大阪府泉佐野市で地域密着型の農業体験、農福連携事業を行っている一般社団法人農laboファクトリーの中で、ママさんたちと食育やSDGsにつながる農業活動を行っているグループ【農labo大人女子会】のリーダーの岡田です。
農labo大人女子会は、女性が生き生きする仕組みをママさんと農家さんで作り実際に農業活動しています。
この度新規メンバーになりましたのでどうぞよろしくおねがいします。
Q 活動をはじめたきっかけと、取り組み内容を教えてください。
一般社団法人農laboファクトリーは、大阪府泉佐野市を拠点に、農業を通して新規就農の支援、食育を広げるなどの地域貢献がしたい、そんな思いの若手農家さんで結成された団体です。地域の方や学生ボランティアの方に、収穫体験ではなく、「農のあり方」知る機会を提供しています。種まきから直売所、収穫野菜をつかった料理教室、加工まで農業の現場を体験してもらいます。
その他には参加者たち同士との交流も大切にしています。これらの体験は唯一無二の価値があるとリピーターに繋がっています。
企業や地域の自治体と連携し農福連携事業やグリーンツーリズムを用いたインバウンドツアーもおこなっています。
地域のママさんたちとはSDGsや、食育につながる活動(農labo大人女子会)を行っています。
このように様々な人が農業に関れる取り組みを行っているので、年間500名以上が訪れる地域のコミュニティとなりました。
「地域活性化が地域の人にとって苦痛になってはいけない」という考えから、あくまで自然体で無理をしない、それも、農家と訪問者、双方に継続可能な理由だと思います。
【農labo大人女子会】はすべて企画から実行まで一連してすべて女性が主体で行っているのが特徴です。
活動も幅広く、収穫体験や料理体験だけではなく、エコに繋がるおしゃれなコンポスト活動、牛舎のDIY、6次産業の加工品の企画、収穫野菜を使った工作作り、インバウンドツアーの実施、SDGsの発信なども行っています。
農業を女性が主体になって発信して自らも農業活動を行っている団体は珍しいと思います。
SDGs取材記事はこちら
一般社団法人農laboファクトリーは設立して間もないですが、農林水産省農山漁村振興交付金の事業の農業研修の受入も行いました。参加者の方が喜んでくれたことも嬉しいですが、ママさんや農家さんもやって良かったと言ってもらえたことは私にとってやりがいを感じる良い経験となりました。参考HPです。
Q 農業女子PJに、入ろうと思ったきっかけは?
女性に特化した農業企画があまりないこと、また農業女子PJに入ることで、大阪泉州地域だけではなく日本全国で農業女子とつながれる事に魅力を感じました。
大阪では農業分野で活躍する女性はまだ多くはないので、このPJを通して実際皆様がどのように活躍されてるかを知ったり、農labo大人女子会としてどんな取り組みが食育や女性活躍につながるのか、皆様の経験をお聞かせいただくことが大きなヒントになるので、ぜひ参加したいと思いました。
女性に特化した農業PJ、最終的には農業の普及や地域活性に貢献できることが目標です。
この先につながる出会いや経験ができればと思っておりますのでどうぞよろしくおねがいします。
Q これから取り組んでみたいことを教えてください。
たくさんの女性が農業分野で活躍しながら、同時に育児と両立する農業、健康や美に繋がる農業といった、農業のイメージアップにすこしでも貢献できればと思っています。
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