農業女子PJ SDGsへの
取り組み

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2017.06.15

私、農業女子PJに入りました。第6回

by農業女子プロジェクト事務局

今回は、長野県の新メンバー・相澤悦子さんのご紹介です。

では相澤さん、よろしくお願いします~!!!

 

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こんにちは!長野市松代町の相澤農園、相澤悦子です。

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夫の実家は先祖代々あんず、ぶどう、りんごの農家をしています。

そこで収穫した果物を生果はもちろん、一年中楽しめるように加工品を作り、マルシェや直売所などで販売をしています。

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松代は国内で数少ないあんずの産地であり、相澤農園もあんずの生産量が最も多いです。そこでマルシェでは、あんずをPRするために「あんず専門店」として販売をしています。

昔食べた乾燥あんずが美味しくなかったので、あんずは苦手な果物でしたが、生のあんずを初めて食べた時、こんなに美味しい果物だったのか、今まで苦手だったのがもったいないとさえ思いました。

あんずを食べながら、ふと「きっと私みたいに、あんずの美味しさを知らない人が多いのだろうな」、そして「こんなもったいないことはない。多くの人に美味しさを伝えたい」と思うようになりました。

夫の実家では自家製あんずジャムやシロップ漬けも作っているのですが、風味や酸味がしっかり残っていることに驚き、加工しても、あんずを楽しめることを学びました。

私はあんずを加工して販売することにし、あんずを加工してくれる加工所を探しました。そして熱い思いを持った人達が集まった加工所と出会うことができました。我が家のあんず販売事業は加工してもらうことからスタートしました。

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マルシェで試食販売をすることで、お客様の生の声を聞くことができます。これまでにあんずに対するイメージ、味に対する意見、国産あんずの認知度などを知ることができました。

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こういった所から今後の商品作りや、あんずについて、どのように広めていくかを勉強しています。またあんずは品種毎に適した加工方法が異なり、酸味や風味も違います。そのため品種毎の美味しさを生かした商品作りをしています。

マルシェでの販売には慣れてきましたが、栽培については答えられないので、「ただ美味しさだけを伝えるだけではダメだ!栽培についても伝えることができないと、自分のあんずに対する想いも伝わらない」と思うようになりました。そして子供が保育園に行き始めた今年の春から夫の両親に教わりながら農作業もやり始めました。初めは自分に出来るか不安でしたが、元から黙々と作業をすることが好きな私には、とても楽しく思えました。

畑から眺めるアルプスと眼下に広がる松代の町がとても綺麗なので、気持ちよく作業をしています。

実際に農作業をするようになってから、収穫までに数多くの作業があることを知りました。あんずの美味しさを伝えるだけではなく、どうやって栽培しているかということも含めてお客様に伝えながら販売していきたいです。

 

最近では農業女子プロジェクトのマルシェにも参加させて頂いております。自分とは違う作物を栽培している様々な地域から来た仲間たちと出会うことによって、刺激をもらっています。皆さんとにかくパワーがあります。普段の生活の中で農業の話をできるのは家族しかいませんが、農業女子の仲間たちとは農業について語ることができます。参考にしたいことや励みになることが多く、素敵な仲間だと実感しています。

今後もマルシェなどの活動に積極的に参加していきたいです。

相澤農園FBページ:https://www.facebook.com/aizawanouen/?fref=ts

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相澤さん、ありがとうございました!

農業女子プロジェクトに入ってすぐに参加した勉強会で、「プロジェクトに入って、仲間に会って、すごくやる気が出ました!!!」と熱く宣言していただいた相澤さん。

いろんなマルシェにもご参加いただき、ありがたい限りです。

今後も、積極的なご参加をお待ちしてます!

 

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