2017.08.10
「私、農業女子PJに入りました。」第10回
by農業女子プロジェクト事務局
今回は、千葉県柏市の岩立友紀子さんのご紹介です。
岩立さん、よろしくお願いしま~す♪♪
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千葉県柏市で一人で新規就農の後、夫と二人でチンゲンサイなどの野菜の栽培をしております岩立友紀子と申します。
今日は私が農業に興味を持ったきっかけや農業の道に入って行った経緯を紹介します。
私、生まれも育ちも葛飾柴又です。
祖父母の住まいも関東の住宅街でいわゆる「田舎」が私にはありませんでした。
インドア派な両親に育てられ、田舎を知らないまま育った影響か「田舎」というものにとても興味を持って大人になりました。
しかしその興味は旅行などで満たされており、まさか実際に田舎暮らしをするなんて思ってもみませんでした。
大学3年時の就職活動で初めて自分の将来について本気で考えました。
「田舎で農業やりながら採れた野菜でペンション経営したいね?」なんて当時の彼と夢物語を膨らませながらも、内定をいただいた先は証券会社。
体が弱いので総合職は無理!という理由で一般職で探していたため、受け入れ口の広い金融で落ち着いたのでした。
入社して3ヶ月、支店配属になって違和感を覚え始めました。
「私の居場所はここではない」
転職を決意。
海外行こうか農業をしようか悩みましたが、「生きる」に直結する仕事がしたくて、農業の道を選びました。
農業の知識を習得して、それでもまだ海外に行きたかったら行けばいいと考えたのです。
新農業人フェアで研修先を斡旋していただき、宮崎県は綾町で「有機無農薬少量多品目農家」での研修を1年やり遂げ、帰郷。
研修中に「家族で農業がしたい」という結論に行き着きましたので、「パートナー探し」とどこで農業を始めるかの「土地探し」の旅が始まりました。
しかし男性とのマッチング、土地とのマッチングはどちらもうまくいかず、ニートで放浪すること1年が過ぎてしまいました。
このままではまずいと、一人新規就農することを決意。
千葉県柏市に移住し、自分で5反の畑を借りて、有機無農薬で少量多品目野菜を作り、宅配やマルシェなどで直売をしながら、アルバイトをして家賃を稼ぎ生計を立てていました。
移住してすぐに参加した農コンで農家の長男である夫との出会いがあり、就農して2年後入籍をしました。
入籍してからも自分の畑を続け「自分にしかできない売り方がしたい」と模索を続けていたのですが、結局見つからず、「夫の農業を手伝いながらできる自分にしかできないこと」と考えを変え辿り着いたのが「農業専門の婚活サイト」の運営でした。
自身の経験を活かして、農業がしたい、または田舎暮らしがしたい女性の背中を押す「窓口的存在」を目指しています。女子による本気の農業体験「女子de畑」も開催しており、この秋からは女子達でザーサイを作る予定。柏をザーサイの産地に!を目標に農家の嫁としての農業に力を入れて行きます。
農業女子PJには家族で農業ができるようになり、入会しました。メンバーの中には知り合いも多く、これからは色々な活動ができることを楽しみにしています!!
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笑顔が素敵な岩立さん、ありがとうございました!!
農業女子達が本気でつくるザーサイの味が今から楽しみですね。できあがったら是非試食させて下さ~い。応援してま~す!!
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