2017.11.16
私、農業女子PJに入りました。第17回
by農業女子プロジェクト事務局
初めまして。ベル・ファームの鈴木美有紀と申します。愛知県豊橋市で、次郎柿を中心に柿を生産しています。
柿専業農家の夫との結婚を機に、就農しました。
夫とは同じ農学部で知り合いましたが、私は土とは無縁な学科であったため、まさか自分が農家の嫁になるとは思ってもいませんでした。結婚後は体が弱いこともあり、子育て中心の生活をしていたため、収穫期は手伝うものの、どこか後ろ向きに農業を見ていました。
数年前に体調を崩し、自分自身や農業について見つめ直すきっかけになりました。そして、ベル・ファームの柿を毎年楽しみにして下さっているお客様から、元気をもらっていることに気がつき、もっと喜んでもらいたい、私らしい農家になって当園の柿で喜んでくれる人を増やしたいと思うようになりました。そのため、今は農業としっかり向き合い、勉強し、できる仕事を増やしながら、私らしい農業への携わり方を模索中です。
私たちが生産している次郎柿は四角く、シャキシャキとした食感が特徴です。
当園がある豊橋市石巻地区は、次郎柿の生産量が日本一の産地で、柿以外にも梨やブドウなど果物の栽培が盛んな地域です。
この地に次郎柿の苗を初めて植えたメンバーの1人が夫の曽祖父で、そこから柿農家としてスタートし100年を越えました。今でも現役の100歳超えの木も数本ありますよ。
現在は次郎柿も含めて10種類の柿を9月~12月まで生産し、柿のドライフルーツの加工も行っています。
現在、第4期女性農業次世代リーダー育成塾を受講中ですが、同じグループになった方から農業女子プロジェクトの話を聞き、誘われたことがきっかけで、プロジェクトに参加しました。
夫に話すと、私が楽しく農業に関わることができるひとつになればと勧めてくれました。
育成塾の仲間からも参考になることや、刺激になることがたくさんありますが、農業女子プロジェクトに参加することで、農業女子メンバーと繋がったり、様々な活動に刺激を受けることができるのでは?とワクワクしています。
今は、農業の入り口付近でウロウロしていますが、徐々に農作業を覚え、今後は柿のことならなんでも答えられる柿コンシェルジュになりたいです。そして、夫と共に次郎柿の魅力・おいしさを伝えて続けていき、柿好きが増えてくれたら嬉しいです。
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