農業女子PJ SDGsへの
取り組み

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2019.01.18

「第1回さが農業女子サミット in うれしの」に参加しました!

by九州農政局

こんにちは。九州農政局の角野です。

平成31年1月11日、佐賀県嬉野市文化会館リバティで「第1回さが農業女子サミット in うれしの」が開催され、農業女子プロジェクト事務局でもある農林水産省経営局就農・女性課の久保女性活躍推進室長と共に出席しましたのでご紹介します!

佐賀県内の女性農業者が一同に会する初めての取組として、さが農業女子約100名を含む、佐賀県の農業関係者をあわせた約150名が参集して情報交換が行われました。もちろん、佐賀県の農業女子PJメンバーの皆さんも、多数参加されましたよ!

山口佐賀県知事、佐賀県農業士会の水田会長の挨拶から始まり、久保女性活躍推進室長より、「なぜ農業で女性活躍が必要なのか」という内容で講演がありました。農業人口が減少する一方、これからの女性農業者が活躍するには働きやすい環境整備が必要という内容のほか、発足から5周年を迎えた農業女子プロジェクトのこれまでとこれからの活動について紹介されました。

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続いて、「さが農業女子サミット」の記念すべき第1回目の会場となった嬉野市の村上市長から、「女子力が切り拓く農業の未来」と題して、「新聞記者時代にパワフルな農業女子と出会ったことから、農業をひとつの”生き方”として再発見することができた。女性農業者が活躍することで地域が元気になるので、力一杯応援したい。」と講演がありました。講演では、ほぼ農業女子プロジェクトメンバーで構成される「さが農業女子 カチカチ農楽が~る」メンバーの取組がたくさん紹介されました!

ちなみに、会場やロビーに飾られたきれいな花は、農業女子PJメンバーの明日香園・向井明日香さんが前日から準備をされていました。

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(公演中の村上市長の横に飾られたきれいな花は、農業女子PJメンバーの明日香園・向井明日香さんが前日から準備をされていました。)

その他、佐賀県内の6名の女性農業者によるリレートークと、農業女子が10数名に分かれたグループトークでは農業と家事・育児の両立に悩む話が多く出され、女性の新規就農者は土地の確保が困難であるなど、女性農業者の厳しい現状が浮き彫りになりました。

グループトークでは、「部会の中で女性が一人なので、なかなか溶け込めない。」という新規参入の農業女子の悩みに、先輩である女性農業士さんから「自分から『教えてください。』という意思表示が大事。頑張って!」などアドバイス&エールが送られました。また、関係機関として参加された男性の農業士さんから「配偶者のことは、従うイメージがある『主人』ではなく、対等な立場として『夫』と呼ぶことが意識改革として必要ではないですか。言葉には意味があるので、大事なことですよ。」など提案がありました。

会場には、結婚してから農業を始めた方が多く、その中でも新規参入者、後継者、農業士など様々な立場で、明るく楽しく、時には励まし合いながら意見交換が行われ、さが農業女子の情熱を感じることが出来ました!

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昼食の際には、お茶が名産品である嬉野市らしく、大きな急須で参加全員に美味しいお茶がふるまわれ、農業女子PJメンバーの三根由紀子さんを中心に準備されました。

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閉会は、佐賀県指導農業士副会長でもある農業女子PJメンバーの市丸初美さんが挨拶をされ、大盛会で終了しました。

終了後の会場では、各農業普及センターのブロックを代表して、カチカチ農楽が~るメンバーを中心としたプチマルシェが開かれ、最後の最後まで賑わっていました。

参加者の皆様、大変お疲れ様でした!第2回目の開催が、今から楽しみです♬

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