農業女子PJ SDGsへの
取り組み

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2017.01.30

食べて応援しよう!~農業女子メンバーが料理を提供した食事会が開催!~

by農業女子プロジェクト事務局

先週23日(月)、東北農政局(宮城県仙台市)で、「食べて応援しよう!」の取組として、東北地方の国の行政機関の長等が出席する食事会が開かれました。

このイベントは昨年2月に続く第2弾で、岩手・宮城・福島の3県の農業女子メンバーの農産物を使った以下の料理とともに、福島県産「天のつぶ」を使ったおにぎりがビュッフェ形式で振る舞われました(以下順不同)。

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山本早苗さん(岩手県、雁喰豆のカナッペ)、及川 愛さん(岩手県、きゅうり漬け)、高山真里子さん(宮城県、仙台雪菜のおひたし・仙台白菜と仙台芭蕉菜の漬物)、佐々木美穂さん(福島県、人参と小松菜のナムル風)、景井愛実さん(福島県、いかにんじん・ドライりんご)、小松純子さん(福島県、りんごと柚子のアップルパイ)、加えて、寺山佐智子さん(福島県)の「阿部農縁」から、寺山さんのお母様とスタッフの方による「ブロッコリーのペンネ」

東北農政局長の挨拶で食事会はスタートし、振る舞われた料理に参加者からは、「おいしい!」の声が続出!レシピや味付けのコツ、農産物の作り方などを熱心に農業女子メンバーに聞くなど盛況でした。

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中盤からは、農業女子メンバーが料理の紹介と、東日本大震災からの復興への思いをプレゼンテーション。「風評は未だに残っており、払拭するにはまだまだ時間がかかる」「市場で県外産との価格差を無くせるよう頑張っていきたい」などを切々と、また力強く語りました。

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参加メンバーの一人佐々木美穂さんは震災当時を振り返りながら、今後の決意も込め、次のように語りました。イベント後その内容を提供して頂きましたので、ここで紹介をさせていただきます。

☆☆☆

私は福島県の生産者として、また子供をもつ親としてとても微妙な立場にあります。

私の農園は小さく、何処ででも手にはいりやすいきゅうりを栽培しています。首都圏向けよりは地元を中心に経営しています。まさに地産地消です。

被災後、出荷停止、出荷制限、買い控えや、A品が安値で取引されたりといった影響で、まだ規模が本当に小さかった上に、きゅうり栽培メインの我が農園でこのまま家族みんなが無事に年を越せるのか先が見えない真っ暗な時期を過ごしていたのを思い出します。

何も取り柄のない私を選んでくれた主人を信じ、幼い子供や主人の両親祖母を養う為、この道に何が何でもついて行こう、どんな努力も惜しまず負けないと決めていました。

通常のJA出荷だけでは損失を取り戻す事が厳しく、売り先と収入のバランスを考えて売り先開拓に必死になり、今やっと地元に定着する経営へと結びつくことが出来ました。

また、放射能についても、様々な行政機関や大学、企業などの働きかけで、2012年100ベクレル以上のお米が70袋弱あったものが、2015年には0まで改善しました。

私達農家は食の安全、安心のために行政機関による指導の下、徹底した対策をして皆様の食卓に提供出来る努力をしてきています。

汚染対策を出来るのも農業だと思っていますし、今こうやって安定して経営出来ているのも沢山の方に支えられての事です。

『女性の力で何ができるか?』

私達これをやってます!やりました!だけで終わらないように、男性側から認めらるような数値や結果を出さなければならないと思います。

また、『ただのパフォーマンスに終わってはいけません』

女性は命を育む事ができますが、男性がいなければそもそも無理な話です。

その為には女性である事を最大限に活かしつつ、しかし男性がいてこそ女性も活躍できていますので、性別に関係なく協力をして今後も活動をしていきたいと思います。

☆☆☆

最後は、参加したメンバー全員に惜しみない拍手が送られてイベントは終了。

素晴らしいイベントであったのはもちろんですが、農業女子メンバーの皆さんの言葉から、復興は進んでるものの、本当に復興したと言える状況までにはまだ道半ばであり、それに向けて生産者の皆さんは今も厳しい状況と日々闘っておられることを改めて強く感じました。

東日本大震災後も、日本各地では大きな地震や災害が毎年のように相次いでいますが、農業女子PJとしても、被災地や、その中で負けずにがんばっている皆さんを、これからも応援していきます!

協力していただいたメンバーの皆さん、お疲れ様でした!そしてありがとうございました!
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