2017.10.11
農業女子の大津愛梨さんがFAO アジア・太平洋地域事務所の「模範農業者賞」を受賞!
by九州農政局
九州農政局です。
良く晴れた10月8日(日)、農業女子プロジェクトの創設メンバーの一人である、熊本県阿蘇郡南阿蘇村在住の大津愛梨さんを訪ねました。
今回の訪問の目的の1つは、イベント開催日の直前の10月6日(金)、大津さんが国際連合食糧農業機関(FAO)アジア・太平洋地域事務所の「模範農業者賞」を受賞されると発表があり、受賞のお祝いを述べることです。
参考:FAOのプレスリリース
http://www.fao.org/japan/news/detail/jp/c/1042001/
まずは、受賞に際してお祝いの言葉を述べると、大津さんからは一言「信じられない気持です!」
FAO中日連絡事務所の発表によると、「10月16日にタイ王国のバンコクで行われる世界食糧デーの式典において、タイ王国のシリントーン王女から「FAOアジア・太平洋事務所賞」が授与され、日本人が受賞するのは、2011年以来二度目の快挙。」とのこと。スゴイです!
大津さんは、せっかくタイに行く機会を得たので、2歳になる娘さんと一緒に一週間あまりタイに滞在し、バンコク周辺の農家さんと交流を持たれる予定とのことです。
そして、もう一つの目的は、大津さんが企画された「阿蘇GIAHSグリーンツーリズム協会」主催の「農家流おもてなし料理教室」に参加することです。
大津さんは、昨年発生した熊本地震で被災した阿蘇地域の「創造的復興」を目指した、阿蘇地域での「レストランバス」を今年の春から夏にかけてプロデュースされています。
参考:レストランバスの過去記事はコチラ
http://194.91.0.144/wp/event/e_secretariat/5964/
レストランバスについては、10月9日(月)にテレビ放映された特集番組などで紹介されたので、観られた方もいらっしゃるかと思います。
今回の料理教室では、レストランバスのグランシェフを務められた比嘉康洋シェフが講師となり、南阿蘇村の「GIAHS CAFE」で開催されました。
比嘉シェフから提案されたメニューは、みんなが大好きな”カレー”です。
材料は、手羽先、手羽元の骨付肉、玉ねぎ、しょうが、にんにく他8種類のスパイス、ココナツミルク、塩、しょうゆなど。
途中、炒めた玉ねぎと表面を良く焼いた鶏肉と合わせたスープに、塩と醤油を少し加えたベースとなるスープの試食があり、あまりの美味しさに期待が高まります。
比嘉シェフと「GIAHS CAFE」店長・パティシエの八木 瞳さんと一緒に、カレーのコツなどを詳しい説明を交えながら作り上げていきます。
素敵に盛りつけられた、美味しそうな野菜のフライなどの付け合せも添えられ、贅沢で美味しいカレーが出来上がりました。