2018.03.26
国連女性の地位委員会(CSW)が合意結論を採択し閉会
by農業女子プロジェクト事務局
3月12日に開幕した第62回国連女性の地位委員会(CSW62)。最終日の3月23日に合意結論を採択し閉会しました。
今回は6年ぶりに農山漁村女性がテーマで、一般討論で農業女子プロジェクトの活動が紹介されたり、山形県の結城こずえさんがサイドイベントでスピーカーをつとめたことは先日レポートしました。
後半は、合意結論の採択に向け、非公式協議が行われました。パラグラフ毎に協議され、様々な意見が出されるので、相当の時間がかかります。協議は連日深夜まで続き、6年前は合意できなかった経緯があるので、今回もまとまるのか不安がよぎりました。
ファシリテータによる粘り強い調整の結果、最終日23日に合意に至りました。最後のパラグラフが合意した瞬間、会場から歓声があがり、参加者が皆抱き合って喜んでいました。国連UNWomenでもプレスリリースされています。http://www.unwomen.org/en
合意結論には、農山漁村女性を含む全ての女性のジェンダー平等達成のため取り組むべきことが幅広くまとめられています。多くの皆さんにご覧いただけるよう、仮訳の準備ができ次第、農林水産省HPでも掲載していきたいと思います。
<サイドイベントこぼれ話>
結城こずえさんが登場したサイドイベントでは、他にネパールのシャンタさん、タンザニアのキバさん、FAOのマーサさんがスピーカーをつとめました。
このタンザニアのキバさん、実は一昨年(2016年)JICAの研修で来日されていました。キバさん帰国後も活躍しているニュースを聞き、我々もとてもうれしいです!益々のご活躍を期待しています!
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