農業女子PJ SDGsへの
取り組み

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2018.12.03

【NIKKEI WOMAN EXPO TOKYO2018 Winter】

by農業女子プロジェクト事務局

東京ミッドタウンホールにて11月30日、12月1日の2日間に渡って開催されました「NIKKEI WOMAN EXPO TOKYO2018Winter」に農業女子PJとして出展しました!2日間の来場者数は約7000人(ほぼ女性)!様々な業界で働く女性の方々にブースに立ち寄っていただきました。“農業を職業として働く女性”の存在とプロジェクトの取組みに熱心に耳を傾けてくださる方も多く、中には”友達が農業始めると言ってるので、何かプレゼントしようかな”という方もいらっしゃいました!

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12月1日11時~は「女性が切り開く農林水産業の未来」というタイトルで、衆議院議員小泉進次郎さんによるご講演と農業女子メンバーの”ハイパーこんにゃくクリエイター”遠藤春奈さん(こんにゃく工房迦しょう代表)と水産業界で活躍される坪内千佳さん(GHIBLI代表取締役、萩大島船団丸代表)によるパネルディスカッションが行われました。会場は満席(約600名ほど)です!

セミナー前半の小泉議員の講演では、最初に今年3月の「大農業女子会」の記念写真が公開されました!続いて、農業女子メンバーの意見を取り入れて開発された商品として、小泉議員が丸山製作所さんの「かるーの」を装着した姿やダイハツさんのピンクの軽トラが紹介されました。こんな魅力的な取組を農業だけでなく、水産業でもやってもらいたい!と思い、小泉議員が水産庁に働きかけ、今年「海の宝!水産女子の元気プロジェクト」が発足したそうです。

続いて、農業女子メンバーも登録している農林水産省の輸出促進プロジェクト「GFP」が紹介されました。これから人口が減っていく日本、一方100億人マーケットとなる世界、日本の農業は世界マーケットを視野に入れて動かなくてはならない!と日本の農業の未来について語られました。

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講演に続き行われたパネルディスカッション。事前打ち合わせで遠藤さんがヒット商品「こんにゃくバブルティー」を振る舞うと、小泉議員が「これもって登場しよう!」と。

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ステージでは、小泉議員が初めて遠藤さんに会った時のエピソードが話されました。群馬の農家さん30名ほどが集まる場所で「6次化に取り組んでいる人はいますか?」と聞いたところ、手を挙げたのは遠藤さんをはじめとした女性農業者ばかりだったそうです。その理由が「経営のため」。季節によって価格が変動する野菜をそのまま販売していては、経営が不安定になる、一定価格で売れる商品を生み出すことで経営が安定するという発想から6次化に取り組んでいる、と話す女性農業者の姿が印象的で、そんな観点を持てる女性を応援したい!と強く思われたそうです。

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水産業界で活躍される坪内さんは、魚の販売だけでなく、水産業の見学ツアーや教室などを企画してサービス業としても稼げることを証明。水産女子の立ち上げは”そんな坪内さんをひとりにしてはいけない!”というお気持ちもあって、のことだった、と。

続いて6次化に取り組んだ遠藤さんの「てんぐの玉手箱」の試食も行われました。地元群馬の果物農家さんとコラボして開発されたこんにゃくスイーツは、丸い玉を竹串で突くとこんにゃくが”ぷるんっ”とあらわれ、食べるのも楽しい商品。遠藤さんの6次化挑戦も最初はなかなかまわりの理解が得られなかったけれど、信じて続けていくことで、協力者が現れ、このような果物とコラボした若い人にも受け入れてもらえる商品が生まれたということでした。

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最後に小泉議員から以下のメッセージが会場の皆さんに送られました。

「今日は農業、水産業をやっていない来場者の皆さんに農業をPRできる機会だと考えています。今は売場のPOPやWEBなどで生産者の情報を集めることができるようになっている、是非日々の買い物という選択の場面で、遠藤さんや坪内さんような生産者のいる景色を思ってほしい。皆さんの1回、1回の買い物が農林水産業の未来を作っています。」

農林水産業で輝く女性と「農業女子プロジェクト」のことを多くの方に知っていただけたと思います。

本イベントで、一連の農業女子プロジェクト5周年記念イベントも終了です。第6期がスタートした農業女子プロジェクト。メンバーの皆さんの満足度が高い活動が展開できるよう、事務局としても引き続き取り組んで参ります。メンバー皆さんの積極的な参加をお待ちしております。

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