2020.12.10
「九州農政局宮崎県拠点とHinata・あぐりんぬメンバーとの意見交換会」が開催されました!
by九州農政局
令和2年11月10日(火)宮崎県庁において、女性農業者の生の声を聞き、意見・要望を汲み取ることを目的に、女性農業者グループ「Hinata・あぐりんぬ」の皆さんと九州農政局宮崎県拠点との意見交換会が開催されました。
メンバーの皆さんと初めての意見交換会ということで、宮崎県農政水産部農業経営支援課にご協力をいただき、グループの勉強会終了後に開催いたしました。
「Hinata・あぐりんぬ」は女性の視点で農業の魅力を発信するとともに、資質向上及びネットワーク強化を目的として、平成28年7月に設立された宮崎県が支援する女性農業者組織で、現在15名のメンバーで活動されています。
当日は7名のメンバー(鬼塚ルリ子さん、池田陽子さん、児玉亜沙美さん、安藤一美さん、三輪祥糸さん、野々垣順子さん、東香菜子さん)が参加されました。(ちなみに、鬼塚さん、池田さん、児玉さん、安藤さんは農業女子プロジェクトメンバーです。)
またその他に、南九州大学の学生2名と講師1名にも参加していただきました。
今回は、事前に回答していただいたアンケートを参考に女性農業者ならではの悩みや、今後の取り組みなどについて意見交換が行われました。
「活動等へ参加する時間が作りにくい」との意見があったことから、参加者の家族経営協定の締結状況を伺ったところ、実際に締結されている2名の方から、「活動への参加には家族の理解が重要。家族経営協定を結んだことにより、休みもきちんと取れている。」「女性が「嫁」ではなく「農業者」という立場で扱ってもらえるようになると思う。」など、協定締結後に改善した点についてお話しをしていただきました。
参加された皆さんからは、この他にもいろいろなお話しを聞かせていただき、大変貴重な機会となりました。
これを機に、今後も「Hinata・あぐりんぬ」の皆さんとのつながりを大切にし、女性農業者ならではのお悩みや貴重なご意見を農政に生かしていくことが大切だと思いました。